妻と男の物語


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悪魔のささやき28

[5291] 悪魔のささやき28 ナオト 投稿日:2008/11/22 (土) 01:21
自分が考えていたほど反応がなく、今一度勉強し直してまいります。
読んでいただいた方、申し訳ありません。ありがとうございました。



直立不動のまま、視線を斜め下に向けている真由香に向かって、
「さ、脱いでもらおうか。」とえびす顔で矢崎は催促する。
少し髪は乱れているが、真由香はほとんど、ここへ来たときの清楚で可憐な外見のままだ。

白いシフォンワンピースは、年齢より若く見える真由香をさらに若々しく魅せている。
膝小僧の5センチくらい上までの裾のあたりは、フリルのようになっていて、少女らしい可憐さを醸し出しているが、襟元のカットと、袖の微妙な長さがエレガントな大人の女性を演出していて、真由香のセンスのよさの表れだろう。
二の腕が思いのほかぽっちゃりしているのは主婦の証しとでもいおうか。
すんなりと伸びた白い脚は、ふくらはぎが細く、まっすぐで綺麗な形だ。裸足の足の指まで、その清らかさは続いている。

真由香は俯いたまま、両腕を上げた。このワンピースは後ろ側、丁度うなじの下辺りにボタンが三つほどある。
真由香はボタンを二つ外した。一呼吸、何か考えるようにしていたが、次の瞬間、右側の肩からワンピースを下にずらすように脱ぎ始めた。
右手を抜くと、水色のブラジャーの右の肩紐が覗いた。同じように今度は左側も脱ぐ。
両手を完全に袖から抜くと、胸の辺りでワンピースを押さえたまま、じっとしていたが、
意を決したように手を離した。ストンと白のワンピースが畳に落ちた。

薄水色のブラとパンティ姿になった真由香に、矢崎はゴクリと、生唾を飲み込む。
何と白い肌だ。身体のラインも思ったとおり素晴らしかった。
わずかにわき腹の辺りに、出産経験の名残りともいえる密やかなふくよかさを漂わせているが、それがまた人妻らしいほのかな色気となって男を惹き付けるのである。
胸の辺りを押さえ、止まったままの真由香に向かって矢崎が言う。
「どうした、全部脱ぐんだ。」

真由香は両手を後ろに回した。ブラジャーもショーツとお揃いでシンプルなものだった。
レースがわずかにほどこしてあり、清潔な真由香の印象に合っている。
背中のホックを外した。肩をすぼめるように胸の上でブラジャーを押さえていたが、あきらめたように、ついに真由香は胸からブラジャーを離した。
両手で胸を隠す真由香。矢崎がすかさず声をかける。
「手をどけて。」
両手を胸から外し、真由香の乳房が露になった。

美しい乳房だった。大きさはそれほどでもないが、形のいい御椀型の胸だ。
マシュマロのように白く柔らかそうで、血管が透けて見えている。
乳首は薄い茶色で乳輪は平均的な大きさだろう。乳輪から乳首への段差が少ないタイプで滑らかに乳首に繋がる形だ。
矢崎は満足感に溢れる気持ちで、胸を曝した真由香を見つめている。
真由香に会ってからまだ一週間経ってないのだ。なのにこうして俺の前で乳を曝してるじゃないか、という爽快な気分なのである。

真由香は顔を真っ赤にさせて、俯き加減に唇を噛んでいる。
「最後の一枚だ。」矢崎はたたみかけるように、引導を渡す。
真由香は震える手でショーツの両脇に親指をかけた。
すっと数センチ、その指が下へ動いたところで、一瞬止まったが、ついに膝までゆっくり下ろすと片足を上げ、とうとう一糸纏わぬ姿を矢崎に見られてしまったのである。

生まれたままの姿になった真由香を、鼻息を荒くして矢崎は見つめた。
どこまでも神々しいまでに清らかさを誇示する真由香の裸身。
両乳房は柔らかそうに優しげな母性を感じさせ、乳首が恥ずかしげにわずかにその先を上向かせていた。
そして、下半身の真由香の繊毛のようなヘアに包まれた神秘は、うっすらと中央に向かってそよぐように密集している。
そこは露ほどの淫靡さも見せようとしない人妻の凛々しさがあった。

「後ろを向くんだ。」
矢崎はお猪口に再び冷酒を注ぎながら言う。じっとしていられないくらい興奮するのだ。
真由香は顔を斜め下に髪の毛で隠すように俯きながら、ゆっくり背中を向けた。
本当に歪みのない、綺麗な体系をしている。グラマーとかそういうタイプではない。
背筋が綺麗に伸び、ウエストも厭味なく自然にくびれている。ヒップは横に大きいタイプではない。

ウエストから徐々にやんわりと丸みを帯び、むっちりとした太ももに繋がっている。
柔らかそうな臀部にはちょうど腰の辺りに可愛い二つのえくぼが出来る。
矢崎はこういう尻が好きだった。
真由香は高校の頃までバスケットをやっていて、社会人になってからも、ジムなどに通っていたので割りと筋肉のあるほうだったが、
さすがに子どもを産んだ今は脂肪の乗ったしっとり柔らかそうな尻になった。
両手を前で繋ぐようにしながら、片足に体重を掛けるようにしている真由香の後姿は、恥じらいが手に取るように伝わってくる。

「よーし、そのまま前向いて。」
真由香は成すすべもなく、従うほかなかった。
「ほら、前隠さない。」どうしても股間の茂みを隠してしまう真由香は、すぐに矢崎に指摘される。
「奥さん、綺麗だぞ。素晴らしい身体してるじゃないか。」
矢崎の声には喜びが溢れていた。赤ら顔も満面の笑みである。
矢崎はもう一口お猪口の冷酒を飲むと立ち上がり、真由香のそばに寄った。

「ほんとに綺麗だ。」と俯いた顔を隠している真由香の柔らかな髪を、すっと耳にかけてやるのだ。
真由香の表情は恥じらいに染まっているが、そこには心を完全に閉ざした静かな意思のようなものが感じられる。
矢崎は真由香の手首を取り、窓際へと連れて行く。
「奥さんは賢い人だ。もう俺がつべこべ言わなくても、逆らったりしないよな?」
女性をこんな卑劣なやり方で陵辱する男が、現実にいることが信じられなかった。
この男には子どもはいないのか。他人の妻、子どものいる主婦である自分に対して行っている行為を断じて許さない気持ちが沸き起こってくる。

「どうしたんだ、聞いてるのか?」
再び問いかけられ、小さく頷くしかない。
矢崎は窓のサッシの段差の部分に座布団を置き、「ここに座るんだ。」と真由香を誘った。

窓ガラスの外側に竹の簾がかかっているが、外の景色がちらちら見えている。
眼下には月極の狭いパーキングがあり、その隣りは4階立てくらいの雑居ビルがあった。
いずれも風俗店やスナックなどの看板が出ている。まわりも全て様々なビルが囲んでいるが、どれも古臭いたたずまいで、まさに新宿の裏側の雑然とした風景という感じだ。
真由香は矢崎が何をたくらんでいるのか不安でいっぱいになる。
押されるようにして、窓際の座布団に座らされてしまった。

矢崎が真由香の前にしゃがみこんだのを見て、反射的に真由香は股間を隠すようにする。
「手、どけるんだ。」矢崎が睨んだ。
真由香は唇を噛みながら、静かに手をずらし顔を横に向ける。
矢崎はおもむろに真由香の両膝を持つと、ぐいっと、いきなり真由香の両脚を左右に広げた。
「ひっ!」驚きに、声にならない真由香の小さな悲鳴が響く。同時に両膝がすごい力で閉じられようとした。
「逆らうなと、言ってる。」矢崎が口を尖らせて間髪いれず叱咤する。
眉毛をキリッと吊り上げて、真由香は唇を固く結んだ。瞳は力強く見開いて遠くを見ている。
矢崎にゆっくり開脚されながら、新宿の夕暮れ時をぼんやり見つめるのだった。
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