妻と男の物語


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メルトダウン(堕ちていく芙美子)④

[3887] メルトダウン(堕ちていく芙美子)④ 角笛 投稿日:2008/05/12 (月) 01:36
(7)
 宝力が芙美子の股間に顔をうずめ、ピチャピチャと音をたてながら蜜を舐めていた。
官能の甘い蜜を垂れ流している芙美子は、すでに宝力のモノになりつつあった。
おそらく、かなりの部分で孝太郎の存在を忘れているのではないだろうか?
クリトリスや陰唇に舌を這わせている宝力の頭をその手で抱え込んでいる芙美子は、
目を閉じて、フンフン、と荒い呼吸をしていた。ときおり、「あぁー」とか「あン」
とか嬌声を上げながら、うっとりとした表情を浮かべていた。
全身からは沸々と汗を噴き出しながら……。
「あいかわらず、キレイでおいしいオマ○コだ。サーモンピンクだ。
奥さん、素晴らしいですよ。次から次へと溢れてくる蜜もウマい!」
「イヤぁー、あぁー……。ぁはーン……ダメェー……」
 芙美子の身体がビクッ、ビクッと痙攣していた。

 宝力は起き上がると芙美子の股間を右手で愛撫し始めた。そして、まず人差し指、
続いて中指を陰唇に割り込ませ、ゆっくり挿入した。
「あっ」
 不意を突かれて芙美子が声を上げた。
「しっかり濡れていて、よく締め付けてきますわ。たいしたもんです」
 宝力に膣内をかきまぜられて、芙美子は嬌声を上げた。
Gスポットを刺激されたのだろう。
「あぁっー!!」
と声を上げると多量の愛液を噴出して芙美子はグッタリした。
宝力は芙美子の髪をやさしく撫ぜると、そーっとキスをした。
「そろそろ私のイチモツも可愛がってもらいましょうか」
 耳元で宝力はそう囁いていた。

(8)
 かなりトロトロに溶かされてしまった状態の芙美子は、上気した顔で
ボーっとしていた。濡れた双眸はうつろで、愛らしい唇は半分開かれていた。
ベッドの上に坐らせると、宝力は仁王立ちの状態で屹立したイチモツを
芙美子の唇に突き立てた。
「……ぁふーン……」
 芙美子はズチュズチュ音を立てながら、亀頭をしゃぶり始めた。
左手でタマをさすり、右手で竿をしごきながら、いとおしそうに口唇で奉仕していた。
宝力の肉棒はどんどん大きく、硬くなっていった。
「ああー、たまらん。気持ちいい……。おい、柏木くん、もっと近くに寄って。
奥さんのフェラチオシーンをもっとアップで見てくれよ。なあ。こっちこっち。
奥さんもその方が感じてくるよね?」
「……ぅふーン……イヤーン……あっ……ぁふーン……」
 芙美子はトローンとした目付きでフェラチオすることに懸命であった。
孝太郎は間近に寄り、芙美子のサービスを受けている男根をアップで見た。
唾液と先端から生じるカウパー腺液で、ペニスはヌラヌラにテカっていた。
「……芙美子……」
 もちろん、一心不乱に奉仕している芙美子に孝太郎の声は届いていない。
孝太郎は芙美子の髪をやさしく、ゆっくりと撫ぜた。
「……あなた? ごめんなさい……。わたし……。あぁー……」
 かろうじて孝太郎を認識しているようではあったが、芙美子は官能の嵐に翻弄されて
いた。快感に全身を溶かされ、メルトダウン寸前であった。
「さあ、そろそろいただこうかな? 奥さんは、だいぶ興奮のようだし、一発目は
とりあえず騎乗位でいただくとしますか」
 宝力が芙美子の口からチ○ポを引き抜くと唾液が糸を引いた。
名残惜しそうに肉棒を見つめる芙美子を立たせると、宝力はベッドへ仰向けに寝転がった。
そうして、股間にそびえ立つバベルの塔へ、芙美子の大切な部分を導いていった。
イチモツの先端が芙美子の膣口に当てがわれる。
「それでは柏木くん。悪いけど、半年振りの奥さんを、ナマで、味見させてもらうよ。
悪しからずね」

(続く)
  1. 2012/12/16(日) 16:58:39|
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メルトダウン(堕ちていく芙美子)③

[3886] メルトダウン(堕ちていく芙美子)③ 角笛 投稿日:2008/05/11 (日) 19:08
(5)
 宝力は芙美子にキスをしながら右手で腰のあたりを撫ぜまわしていた。
左手は芙美子の髪を下からかき回しながら、うなじのあたりを撫ぜていた。
その手がしだいに耳へと移ると、芙美子が小さく声をあげた。
「あぁー」
「奥さん、耳が感じるのかい? 奥さんの髪、いい匂いがするねェ」
 宝力は芙美子の背後にまわると、ワンピースのジッパーを下げた。
「服にしわが寄ったらいけないから、とりあえず脱ぎましょう」
 芙美子は言われたとおりピンクベージュのワンピースを脱ぐと、
続けてベージュのノンガーターストッキングを脱いだ。
これで、彼女を覆うものはピンクのプラジャーとパンティだけとなった。
孝太郎は久しぶりに見る妻の下着姿にドキリとした。男の中枢に血液が一気に集中する
のがわかる。リビドーが高まりつつあった。
 それは宝力も同じらしく、芙美子がワンピースを畳むのを眺めながら、
自分も服を脱いでパンツ一丁となった。紺のボクサーパンツである。

「美しい。究極のボディラインですなあ。そそられます。肌もキレイだ。
透き通るように白い。柏木くんがうらやましいよ。でも、今はおあずけだゾ!
うーん、この状態が最高! エロいですよ、奥さん」
 ブラジャーの肩ヒモを両方とも落とされて、芙美子のオッパイはアンダーストラップ
のみで支えられていた。量感のある胸は、なんとかかろうじてブラカップに収まっていた。
「奥さん、それではベッドの上に坐っていただけますか。脚を少しM字に開いて、
柏木くんの方に向いて」
 そう言うと、宝力は芙美子の背後に、ちょうど背もたれになるような位置に坐った。
身体を密着させて、芙美子の左耳に顔を寄せて囁いた。
「奥さん、旦那さんが見ていますよ。あなたのエッチな姿をしっかりとね。
柏木くん、よく見ておいてくれよ」
「あぁー、あっ。そこは……」
 宝力に耳を舐められて、芙美子は声を漏らした。
さらに宝力は、両手で芙美子の左右のオッパイをブラジャーの上から揉み始めた。
ゆっくり揉みながら、ときおり隙間から指を差し込んで乳首をころがしていた。
「あっー、あン。あっ、あなたぁー。ダメェー、わたし……。あぁー」
「むふうーン。奥さん、いい声が出始めたねェ。なあ、柏木くん、どうだい?
君も興奮してきただろう? なんだ、もうテント張っているじゃないか。
上出来、上出来。さあ、奥さん、我々も楽しみましょう」
「あぁー、ダメェ、部長さん……。これ以上は……。わたし、困ります……。
あなた、助けて……。あっ……。また変になりそう……」
「まだまだ、これからですよ、奥さん……」
 宝力は右手の中指をパンティの上から『メコスジ』に沿って這わせた。
「……あっ……」
 孝太郎は、芙美子が一瞬、ビクンと痙攣するのを見た。

(6)
 M字開脚させられた芙美子が、宝力の右手で股間を愛撫されていた。
元々敏感な芙美子は、禁欲が続いていたせいもあるだろうが、既にグッショリと
濡れていた。ピンク色のパンティのクロッチ部分は、溢れた蜜で濡れそぼっていた。
芙美子が玩具にされている。そう考えると、孝太郎の肉棒はますます硬さを増していった。
「奥さん、もうビチャビチャだねェ? だめだな、旦那さんの前で、こんなエッチに」
「イヤぁ、そんな……。あなた……。あっ、あぁーン……」
「柏木くん、私も我慢できなくなってきたから、そろそろナマでしゃぶらせてもらうよ」
 宝力はそう言うと、ブラジャーを外してオッパイにしゃぶりついた。
肉の詰まった、しかし充分なやわらかさを保った張りのある胸をしっかり揉みながら、
ピンク色の乳首と乳輪に舌を這わせた。舌をからめるように舐めまわした。
「……あっ、あっ、あっ、あぁーン……。ダメェ……。ぁふぅーン……」
「瑞々しいオッパイだ。ウマい。最高にウマい水蜜桃だ! なあ、柏木くん?」
 宝力に声をかけられても、孝太郎は何も答えられなかった。快楽に溶かされつつある
芙美子の状態を見て、言いようのない興奮を覚えていた。自分にとっていちばん大切な、
かわいくて、美しくて、崇拝している愛妻を、宝力という『おっさん』に汚されて
いながら、何もできない自分の情けなさに興奮していた。
「柏木くんもそれなりに楽しんでくれているようだね? さあ、奥さん。
こっちも脱ぎましょうね」
 芙美子は宝力にピンクのパンティを脱がされた。クロッチ部分にしっかり染みを
つくった最後の一枚を剥がれて、芙美子は全裸となった。
 「……部長さん……」
 宝力を見つめる芙美子の目が濡れているのを孝太郎は見た。

(続く)

  1. 2012/12/16(日) 11:57:49|
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メルトダウン(堕ちていく芙美子)②

[3885] メルトダウン(堕ちていく芙美子)② 角笛 投稿日:2008/05/11 (日) 19:07
(3)
 宝力はソファーに腰を下ろすと、向かいの席に孝太郎夫婦が坐るよう促した。
「ほら、以前、私の男性機能回復に協力してもらったときのことを憶えているかね?
柏木くんが海外に赴任する前のことだけど(拙作『禁断の果実』ご参照)」
「えっ。まあ……」
「あのとき、私は奥さんのおかげで男を取り戻すことができた。とても感謝しているの
ですよ、奥さん」
 宝力が芙美子にウインクをして見せた。
「そんな、部長さん、恥ずかしいですわ」
 実は、芙美子が宝力に玩具にされたのは『あのとき』だけではない。
孝太郎が海外赴任中に一度だけ、訪問してきた宝力に芙美子が堕とされてしまった
ことがあるのだ(拙作『背徳に溺れて』ご参照)。孝太郎は知らないことだが……。
「あのとき、柏木くんは、奥さんと私のエッチな行為をずっと見てくれていたよねェ。
最初から最後まで。そして、独りで気持ちよく逝ってしまったよねェ」
「はあ、確かに……」
「思うに、柏木くんには寝取られ願望があるのではないかなあ、と思ってね。
今晩は、ちょうどあのときの状況を再現するのに最適な日だとは思わないかい?」
 宝力は、獲物を前にした肉食獣の笑みを浮かべながら、生唾をゴクリと呑んだ。

(4)
「なあに、ルールは簡単だよ。私が奥さんにチョッカイを出す。奥さんはそれに耐える。
柏木くんはその光景を黙って見ている。それだけだよ。簡単だろ?
奥さんは、旦那さんの目の前で嬲られる快楽に耐えなければならないし、柏木くんは
自分の妻が他の男に嬲られるさまを見続けなければならない。どうだい?
少し屈折しているけれど、最高の快楽が得られる企画だと思うけどね?」
 孝太郎は驚いて何も答えることができなかった。確かに、自分には寝取られ願望が
あるかもしれない、と考えていた。芙美子が他の男に弄ばれて快楽を得る様子を見る
ことは、自分が芙美子を抱くときに得られる快感よりも大きいような気がしていた。
精神的な快感ではあるが……。しかし、そのことをまさか宝力に言い当てられるとは
思ってもみなかった。
 芙美子も、ニンフォマニの兆候があった。男に玩具にされてあるレベルに達すると
理性が官能に完全に支配された状態に陥り、ニンフォマニアとなることが何度もあった。
自分たち夫婦の性癖を把握した宝力には逆らえないような気がした。
それは、芙美子も同様のようでった。

 「ルールはわかったよね? 柏木くんは、パンツ一丁でそっちのソファーに坐って
黙って我々のことを見ていてくれるかい? 奥さんと私はベッドに移って、
これから順番に楽しんでいくことにしよう。さあ、奥さん。こっち、こっち」
 孝太郎は言われたとおりに服を脱ぐとパンツ一丁になってソファーに腰をかけた。
芙美子は少し抵抗していたが、宝力に強く腕を引かれてベッドの傍へと移動した。
観念したようであった。
「あいかわらず美しい。人妻の色気が加わって、無敵の美しさですねェ、奥さん。
確か、芙美子さんでしたよね?」
「ええ、そうです」
 宝力に唇を奪われて、芙美子は最後まで答えることができなかった。

(続く)

  1. 2012/12/16(日) 06:57:19|
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メルトダウン(堕ちていく芙美子)①

[3884] メルトダウン(堕ちていく芙美子)① 角笛 投稿日:2008/05/11 (日) 19:06
------<おことわり>------------------------------------------------------------
 芙美子シリーズは、「ニンフのように(芙美子覚醒)」以降、本篇と番外篇を
次のように分けて進行させていきます。
  ・本篇 :→「メルトダウン(堕ちていく芙美子)」(本作)→「?」
  ・番外篇:→「ドルチェヴィータ」(既作)→「?」
読んでくださっている方がおられるのか、番外篇を書く機会があるのかなど、
不明な点は多いですが、私の中では上記のように整理して書き進めていきたと思います。
 拙作を読んでくださる奇特な方がおられましたら、ひとことコメントで結構ですので
何かメッセージを残していただけましたら幸いです。
--------------------------------------------------------------------------------
(1)
 海外赴任を終えて帰国し、帰路に就いた柏木孝太郎は少々あわてていた。
半年間会うことのできなかった愛妻に早く会いたいという最もな理由以外に
彼を煩わすことがあったからだ。
 タクシーをとばしてマンションに着くと、エレベーター扉の開閉ももどかしく、
足早に部屋へと急いだ。ベルを押すとインターホン越しに芙美子の声が聞こえた。

 半年ぶりに会う芙美子は、またいちだんと美しくなっていた。
艶を帯びていると言ったらよいのだろうか? 元々の美しかった容姿に人妻の妖艶さや
色気が加わり、なんとも言えない妖しい魅力を醸し出していた。
身長168センチ、B91(Fカップ)、W56、H89の肢体を
ややボディコンシャスぎみのピンクベージュのワンピースで包み、
ゆるやかにウェーブのかかった髪をカチューシャでまとめていた。
額が出されることで、瓜実形の美しい顔のラインがいっそう引き立てられていた。
 知性を感じさせる細めでキリッと上がった眉、切れ長の目、やさしく筋の通った鼻、
適度に厚みをもった愛らしい唇。
黒目がちな瞳で見つめられると、それだけで逝ってしまいそうな気になる。

 自分の妻でありながら、奇妙なムラムラ感を覚えた孝太郎は、それを払拭するか
のように口を開いた。
「フミちゃん、支度できている? 本当にごめんね。帰国そうそう宝力部長から
電話があってねェ。今晩、どうしても夕食を一緒にしたいと言われるんだよ。
半年ぶりに夫婦水入らずだというのに、ホントごめんね」
「しかたないわ。お世話になっている部長さんからのお誘いですもの。
断ったらバチが当たるわ」
 孝太郎が手際よく着替えると、二人はマンションをあとにした。

(2)
 某ホテルでの晩餐が終わり、孝太郎と芙美子が礼を言って帰ろうとすると、
宝力に止められた。
「柏木くんも奥さんも、ちょっと待ってください。実は、今宵を君たちの最高の夜に
したいと考えて、ちょっとした企画を用意しているんだよ。上に部屋が取ってあるんで
詳しいことはそちらで話そう」
 強引に勧められて、孝太郎も芙美子も宝力の言葉に従うしかなかった。

 部屋に入ると宝力は窓際に移動し、外を指し示して言った。
「どうだい、なかなか素晴らしい夜景だろ? 見晴らしがいいんだよ。
部屋も結構豪勢にできているだろ? 君たちには、いろいろと世話になっているから
個人的にどうしてもお礼がしたかったんだよ。ただの食事ではなく、最高の夜を
プレゼントしたいと思ってね。だから、本来連れてくるべき家内を置いてきたんだよ」
「そんな、部長。もう充分に良くしていただいてますから。これ以上のお気遣いは
無用です。ほんとうに今日はありがとうございました」
「まあまあ、そう言わずに……。半年間は長かったんだから……。仕事のためとはいえ、
奥さんにもいろいろと不自由をおかけしましたよねェ」
「いえ、そんなことありませんわ」
「ところで、君たちは歳はいくつだったっけ?」
 突然、宝力に切り出されて孝太郎たちは面くらった。
「えっ。私はこのあいだ30歳になりました。芙美子も少し前に25歳になりました」
「そうか、30と25の新婚カップルを長きにわたって引き裂いていたことになるのか。
私は罪深い部長だねェ」
「部長、仕事の上でのことですから。しかたありませんよ。
私も芙美子も、そこのところは納得していますから。なあ、芙美子?」
「ええ。そのとおりですわ」
「いやあ、そう言ってくれると助かるよ、ホント。しかし、単身赴任から帰ってきて
第二の新婚初夜といってもいい今夜に、何故私のようなお邪魔虫がいるのかって
思っているだろ?」
「いや、そんな。なあ芙美子?」
 孝太郎と芙美子はバツの悪い笑みを浮かべて互いの顔を見合わせた。
「いやいや、正直に言ってくれていいんだよ。何故なら、私が君たちにプレゼントしたい
と考えているのは、まさにそのことなんだよ。最高の夜と言っただろ?
正しくは『最高の快楽に満ちた夜』と言った方がいいかもしれないけどね。
ふたりとも、かなり溜まっているだろう? セックスの方だよ」
 宝力の顔に下品な笑みが浮かんだのを、孝太郎も芙美子も見逃さなかった。

(続く)
  1. 2012/12/15(土) 18:56:31|
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ドルチェヴィータ⑫(完)

[3219] ドルチェヴィータ⑫(完) 角笛 投稿日:2008/01/20 (日) 15:24
(12)
 瓜生のクリニックでアシスタントを務めるようになってから、そろそろ2ケ月になる。
特別治療を行う患者に対しての補助業務(?)が主のパートタイムではあるが、2ケ月のあいだに
かなりの経験を積むことができた。そしてそれは、芙美子自身にとっても有意義なものであった。
 理性的な自分と官能的な自分を行き来するコツを芙美子は掴みつつあった。
エロエロモードをON/OFFするには、あるイメージをキーとして利用すれば
割と楽にできることに芙美子は気付いた。具体的にはこうだ。
   『全裸になった自分を想像する。右手にはバナナ、左手にはコンデンスミルクのチューブを
    手にして立っている。バナナは少し反りの入った大きめのもので、コンデンスミルクは
    充分に濃縮されたとっても濃いものだ。ファブリック地のソファーに腰をかけ、
    傍らの机にコンデンスミルクを置くと、ゆっくりバナナの皮をむいていく。
    すると、屹立した果肉が姿を現す。
    バナナの先端から付け根に向かってコンデンスミルクをたっぷりかけてやる。
    床にポタポタと落ちるが気にせずに、バナナが白くドロドロになるまでかけてやる。
    白濁する液体をまとってトロトロになったバナナを艶やかに見ながら、
    乾いた唇のまわりを舐める。
    適度に湿り気を帯びた唇でミルクバナナの先端にキスをすると、いよいよ挿入だ。
    ミルクバナナで唇を割るとそのまま奥深くインサートする。
    ゆっくりとしたストロークでピストン運動させると口の周りが白濁した液体で
    次第に汚されていく。自分で自分の口を犯す感覚に官能が高まり、全身が汗ばんでくる。
    右手で口を犯しながら、左手で陰唇を愛撫する。
    クリトリスをさすりながら膣口に指を入れると既に蜜が溢れてきている。
    ここまでくるとほとんどエロエロモードONだ。仕上げはエントリープラグ。
    陰裂にミルクバナナをあてがうと、ゆっくりとぶち込んでいく』
まあ、こんな感じだ。能動的にイメージすることで、自分のコントロール下で
エロエロモードに移行することができるのだ。
理性的な状態に戻りたければ突き立てたエントリープラグ(ミルクバナナ)を抜けばよい。
 実は、この方法は、ある患者の性癖確認処置中に体得した方法なのだ。

 2ケ月のあいだ、さまざまな患者の治療補助を行った芙美子ではあったが、
その道は平坦なものではなかった。
柿沼のような勃起不全を直す治療は、芙美子の肢体をもってすれば
比較的楽な部類の治療であった。
オナニーでは射精できるが、自分の彼女の膣内ではどうしても射精できないという
『ボクちゃん』には、彼の握力に匹敵する芙美子の膣圧で難なく克服させることができた。
芙美子の膣内で射精させることで、女性ではイクことができない、という先入観を
取り除いてやることができたのだ。
その後の便りで、『ボクちゃん』から彼女とうまくやっているとの連絡が届いた。
彼もなんとかうまくやっていくことだろう。
 大変なのは、治療方針を検討するために行う患者の性癖確認である。
世の中にはいろいろな性的倒錯を持った人がいるものだ、ということを芙美子は思い知らされた。
そのうちのひとりが、先に説明したミルクバナナ愛好家である。
通常のセックスではイカないで、コンデンスミルクをかけたバナナで
女の上下の口を犯すことのみに興奮するという性癖の持ち主であった。
芙美子はさんざん弄ばれた。玩具にされた。
口とアソコをミルクで汚された芙美子を見て、その患者はイッた。ドピュッと射精したのだ。
不可思議な経験も、活用の仕方によっては自分のためになる、
という見本のようなケースであった。

 あるときは貞淑な主婦、またあるときは淫乱な人妻というふたつの顔を使いこなすことが
できつつある芙美子に対して、瓜生が新たな提案を持ちかけてきた。
「もう大丈夫だと思いますよ、柏木さん。あなたは自分自身の力で理性と官能を制御する術を
体得されたといっても良いかと思います。
今後もアシスタントとして特別治療の補助をお願いしたいと思っていますが、
今日お願いしたいのは、さらにもうひとつの特殊な務めについてです」
瓜生は少し間をおいてから、さらに続けた。
「つまり、この時代に放たれたセクサロイドを捕獲するオプとして、
力を貸していただけませんか? あなたの美貌と淫乱さを持ってすれば、
充分セクサロイドに対抗することができると思います」
「この時代? セクサロイド? オプ? いったい何のことです?」
「具体的なことは彼女から訊いてください。彼女も第五世代セクサロイドのひとりです」
芙美子の疑問に対して頷きながら、瓜生は奥を指差した。
そこにはスラリと背の高い妙齢の美人が微笑んで立っていた。
「第五世代……?」
芙美子はその女性の妖艶な美しさに目を奪われながら、ひとりごとのように呟いた。

 続きは、また次の機会(新たなエピソード)に……。

(The End of "Dolce Vita")
  1. 2012/10/31(水) 18:06:35|
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ドルチェヴィータ⑪

[3199] ドルチェヴィータ⑪ 角笛 投稿日:2008/01/14 (月) 18:04
(11)
 芙美子は柿沼のイチモツをやさしく手で愛撫し始めていた。が、先ほど2発目をたっぷり放出したところで
フニャリと元気をなくしており、すぐに勃起する気配はなかった。
「奥さん、無理や。すぐには立たへん。なんぼ奥さんが積極的に攻めてくれても、ちょっと……。
わしの歳を考えてーな。先生、助けてください」
「ダメェー……。もっと……。おかわりが欲しい……」
色っぽく細めた艶やかな目で柿沼のチ○ポを捉えると、芙美子はフェラチオしようと口を開けた。
瓜生が近寄り、芙美子の肩を押さえて、
「柏木さん、ちょっとストップ。待ってください。柿沼さんの治療はここまでです。いいですか?
あなたの相手は私が務めますから……。そのままちょっと待って。
柿沼さん、治療費の清算は今度で結構ですから、今日はこのまま服を着てお帰りください」
と言った。

 柿沼がそそくさと服を着てクリニックを辞するやいなや、芙美子は瓜生にすり寄ってきた。
「センセイ……。早く……来て……」
「ハイハイ……。柏木さんの旦那さんには申し訳ないんですけど、これも治療の一環なので
勘弁していただきましょう」
そう言うと瓜生は全裸になった。芙美子を抱き寄せてキスをすると、耳元で囁いた。
「柏木さん、いいですか? ここからいよいよあなたの治療に入ります。あなたにアシスタントを
していただいてるのは、あらかじめ官能に支配された状態になってもらうためでした。
理性的な状態ではない、いわゆる『エロエロモード』で私の呼びかけに耳を傾けていただかないと
治療の意味がないので、このような方法をとらせていただきました」
「ムフーン……。センセイ、早くーン。我慢できないわ……」
「ハイハイ。では、まず私のシンボルをしゃぶっていただきましょうか? ありがとう……。
柏木さん、やりながらで結構ですからよく聞いてください。エロエロモードでも私の声があなたの理性の部分に
届いているはずです。どうか官能に支配されて自分を完全に見失わないように……」
音をたてながら肉棒をしゃぶり始めた芙美子に、瓜生はやさしく語りかけた。
そう言っているあいだにも、瓜生のイチモツは生命を吹き込まれたように硬さを増していき、勃起した。
かなりの大物であった。芙美子はウットリした目で横咥えにしゃぶりながら、
「……欲しい……センセイ、早く……」
と言った。

 ベッドの上に仰向けに寝ている瓜生の屹立した肉棒の上に跨ると、芙美子は官能の蜜壺へと導いた。
亀頭が膣口に沈み込み、芙美子が上体を反らして喜びの声を上げた。
「あーン、スゴーイ。センセイの、スゴイわ……」
芙美子は瓜生の上で腰を激しく振り、肉棒の感触を女の中心部分で味わっていた。
充分潤った結合部分の発する淫らな音が、二人の興奮をますます高めていった。
「あー、柿沼さんの言われていたとおり、確かに締まりがスゴイですねェ。素晴らしい。
私も仕事柄いろいろな女性を経験していますが、たまらんですわ……。
男を搾り取られているような、そんな感じです……」
なおも瓜生のチ○ポを締め上げながら、芙美子が熱い吐息を漏らして躍動していた。
「……あっ、あっ、アーン……あっ……アハーン……」
全身から汗を沸々と出しながら、文字どおりアヘアヘ状態で痴態を晒していた。

 騎乗位で髪を乱して腰を振る芙美子の揺れるおっぱいを下から揉みながら、瓜生は、
「柏木さん、聞こえますか? いま、あなたはエロエロモードにありますが、よく聞いてください。
今度エクスタシーに達したら、あなたは理性を取り戻します。いいですか? 必ず帰ってくるのですよ」
と言うと、正常位へと体位を移した。芙美子にキスをしながら、
「大丈夫。自分の意志で、理性ある状態に戻れるはずです。自分を信じて……」
「……あっ……ハア……ンー……センセイ……気持ちイイ……。あっハーン……イキそう……」
「私こそ、このままイカされそうですよ。十分訓練しているつもりですが、ヤバイですよ」
正常位で大股を開いている芙美子の官能の中心に、瓜生は全霊を込めて攻撃を加えていた。
大きなストロークでピストン運動を速めていく。
「……あー、ダメ、イキそう……。センセイ……。あっ、あっ、あー……」
芙美子が身体をビクンとするたびに男根をキュッと締め上げ、臨界へと導きつつあった。
「……柏木さん、そろそろ私も限界です……。イカせてもらいます。私は一応医者ですので、
やはり中にというわけにはいきません。外に出しますね」
「……あっ、あっ……クチ……。口に出して欲しい……」
「……わかりました。お口に出して欲しいんですね。諒解です」
瓜生はそう言うとさらにピッチを上げ、ウッ、と呻き声を上げると肉棒を引き抜き
欲望のしるしを全て芙美子の口中に吐き出した。
芙美子はアソコをヒクヒクと痙攣させながら瓜生の精液を口で受け止めていた。
男の汁を全て出し終え、瓜生はチ○ポを引き抜くと、
「さあ、柏木さん、ゆっくり上体を起こしてください」
と言って、背中を支えて芙美子をやさしく抱き起こした。
 芙美子がゆっくり目を開けると、最初は焦点の定まっていなかった視線が徐々に確かなものとなり、
やがて瞳に理性が戻ってきた。芙美子は、官能の淵の底から浮上しつつあったのだ。
「……あー……」
芙美子が口を少し開いてため息をつくと、唇の端から白濁した液体が溢れ出した。
はあー、とさらに口を大きく開けて吐息を漏らすと、ザーメンがドクドクと溢れてきた。
次から次へと、それは唇から顎を伝い、ロケット型にせり出した豊満なおっぱいに滴り落ちた。
「……先生……。夢を見ているようでしたけど……、とても気持ち良かった……」
「自力で帰ってこれましたね、柏木さん。まずは良かったです。今日は私が語りかけて
あなたをサルヴェージしましたけど、これを徐々に自分だけでできるよう訓練していきましょう。
そうすると、あなたは理性的な状態と官能的な状態を自分で制御できるようになりますよ」
「……はい……わかりました。……ああ……」
理性の戻ってきた芙美子は胸と股間を手で覆いながら答えた。
「さあ、今日の治療はここまでですよ。服を着てください」
瓜生はそう言うと、脱ぎ散らかした自分の服を集めて、まずトランクスを履き始めた。
治療という大儀名分のもと、最高の女を味わって満足しきった男の中枢をそこに収めた。
  1. 2012/10/31(水) 16:05:54|
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ドルチェヴィータ⑩

[3055] ドルチェヴィータ⑩ 角笛 投稿日:2007/12/23 (日) 06:35
(10)
 「……もう一回……」
芙美子はそう言うと元気をなくしてふにゃっている柿沼のチ○ポを口に含み、愛撫を始めた。
キ○タマを両手でさすりながら亀頭を刺激している。
「……奥さん、出した尻からすぐには……。立ちまへんで……」
と言った柿沼ではあったが、言葉とは裏腹に徐々に硬さを取り戻していった。
美しくてエロイ芙美子のフェロモンの成せる技か?
「信じられへん。こんなん、ほんま久しぶりや。奥さん、再突入させてもらうで」
「……ウフン……ちょうだい……早く来てェ……」
甘えた声で芙美子はおねだりをし、仰向けに寝ると、大股開きのポーズで柿沼を挑発した。
柿沼は勃起したイチモツを芙美子の陰唇にあてがい、まず、亀頭部分のみをゆっくり挿入した。
「奥さん、コレが欲しいんやな? 何が欲しいか言わな入れてあげへんでェ」
「……あーん、イジワル……。早く……早く入れて……。欲しい……。柿沼さんのおちんちん……」
芙美子の言葉を聞くと柿沼は一気に根元まで肉棒を挿入した。
 「よう締まるなあ、奥さん。キュッ、キュッときよるわ。2発目やけど、そんなにもたへんゾ。
旦那さんもたまらんやろなあ。旦那さんはどんなぐらいもつんや?」
「……5分……」
「そらまた早いなあ。でもまあ仕方ないか、奥さん相手やったら。わしかてそんなもたんわ」
正常位で芙美子に身体を密着させると柿沼はキスをした。芙美子は柿沼の背中へ手をまわして
しっかり抱きしめるとキスに応じた。ピチャピチャ音をたてて舌を絡め合った。
リズミカルにピストン運動をしている柿沼ではあったが、ときどき腰の動きを緩めたり、止めたりしながら
芙美子の膣襞の感触を楽しんでいるようであった。
動きを緩めたり止めたりするのは、すぐにもイッてしまいそうなのを防ぐためであった。
 「……偉そうなこと言えへん……。またイキそうや……。奥さん、イッてもいいか?
このまま中でイッてもいいか?」
「……いいわ……ちょうだい……。柿沼さんの……」
柿沼は顔を真っ赤にしてピストンスピードをいっそう速めた。全身汗だくであった。
「イクでェー! わしの子種を子宮で受け止めてやー。孕んでも知らんでェ」
「……妊娠はダメェ……。でも、来てェ……。あっー」
芙美子の膣の奥で柿沼の分身は一瞬膨張すると子宮口へと欲望の汁を放出した。
芙美子の身体がビクッ、ビクッと痙攣していた。
「あー、気持ちエエ……。奥さん、素敵や。最高やわ……」
柿沼は芙美子の耳元で囁くとキスをして上半身を起こした。
ゆっくり男根を引き抜くと元気をなくしてややフニャリとした肉棒が姿を現した。
ザーメンを吐き出して満足気であった。
 「妊娠したら困るから子種をかき出しとかなあかんな」
柿沼は右の人差し指を芙美子のオマ○コに挿入すると、自分が放出した精液をかき出し始めた。
ドロッ、ドロッ、と白濁液が流れ出してきた。
「あーん、出てきた。芙美子のアソコから柿沼さんの……。エッチ……」
芙美子がその様子を見ながら艶やかに微笑んだ。濡れた瞳で柿沼を見つめている。
「……もう一回……。ねえ、もう一回……」
甘えた声で、またおねだりを始めた。官能モードに移行している芙美子は、
ひたすらセックスに耽ることのみを追求するニンフォマニアだった。
  1. 2012/10/31(水) 11:03:50|
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ドルチェヴィータ⑨

[3009] ドルチェヴィータ⑨ 角笛 投稿日:2007/12/20 (木) 01:33
(9)
 「……んーん……。あっふーん……。ああーー……」
芙美子は吐息を漏らすと腰を躍動させた。上下にパンパンと動いたり、また前後に揺すったり、ときには
『の』の字を描くように腰を回したり……。ときどき芙美子が、
「あっ」
と言って背中をビクンとさせると、柿沼の肉棒はこれでもかと絞られ、そのたびに柿沼が、
「ううっー、ちぎれそうや!」
などと悲鳴を上げることになる。
「あかん、あかん。スゴイ締まりや。そんなに締め付けられたら我慢できひん。ひさしぶりに逝きそうや」
「あっ、あっ、あっ……柿沼さん……逝って……ください……。芙美子も……逝きそう……ああー……」
なおも激しく芙美子は腰を前後に振っている。ほっそりとしたウエストからヒップへかけてのラインが
美しく波打っていた。
「あん、あん……あー、あー……逝くー……あああーーー……」
芙美子が逝くのと同時に柿沼も、
「逝くー!!」
と唸ったかと思うと、約一年ぶりに男のエキスを芙美子の中に放出した。
 エクスタシーに達した芙美子は、騎乗のまま、ビクッ、ビクッと身体を痙攣させていた。
柿沼はその姿を見ながら、久しぶりに最高の獲物に放出した満足感に浸っていた。
「奥さん、おおきに。久しぶりに男に戻れましたわ」
柿沼が礼を言うと、
「……柿沼さん、すごかった……。素敵でしたわ」
と芙美子が応じた。
 芙美子がゆっくり腰を上げると、ザーメンを吐き出してグッタリとした柿沼の肉棒が姿を現した。
今は元気がないが、芙美子の愛液でテラテラに光っているイチモツは、なんとも誇らしげであった。
しばらくすると芙美子の膣口から、少し黄色味を帯びた白い粘液が滴り落ちてきた。
ドロリ、ドロリと、かなり濃くておびただしい量のザーメンが溢れ出てきた。
「あーん、すごくたくさん……。柿沼さんの……。エッチな……」
艶やかさを帯びて、いっそう妖しく美しい表情で芙美子はそう言うと、柿沼の男根に手を伸ばし、
口を近づけていった。

  1. 2012/10/31(水) 06:43:07|
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ドルチェヴィータ⑧

[3008] ドルチェヴィータ⑧ 角笛 投稿日:2007/12/20 (木) 01:32
(8)
 なおも執拗に柿沼は芙美子のアソコを攻めていた。
人差し指を陰口に挿入すると、ゆっくりとピストン運動を開始した。
柿沼の指を咥え込んだ芙美子の陰唇は、ヌチャヌチャと音をたてながら甘い蜜を垂れ流していた。
 「奥さん、とってもエロイ光景ですよ。さすが、人妻さんですね。最高です。
ところで、そろそろわしのチ○ポをかわいがってはくれませんか? だいぶ元気になってきてるんですわ」
柿沼はベッドサイドに立ち上がると、仁王立ちの姿勢で芙美子の顔の前に肉棒を晒した。
 「あら、本当。柿沼さんの大事なところが……」
芙美子は半立ち状態になっている柿沼のイチモツを右手で握ると、左手でやさしくキン○マを包み込んだ。
ゆっくりとキ○タマを握ったり、放したりして刺激を与えつつ、右手は棹をしごく。きわめてソフトに……。
柿沼の男根が徐々に硬さを増してきた。芙美子は目を細めてその様子を眺めている。
「あーん、柿沼さんのおちんちんが、硬くなってきたわ。スゴーイ」
「あーーー、エエ気持ちや。エネルギーが充填されていくような感じや」
たくましく成長した柿沼の肉棒は、けっこう大きかった。そのたくましさに誘惑されるように、芙美子の唇が
吸い寄せられていく。
 「あーん、大きい……。」
芙美子はパクリと柿沼の雄牛を咥えこんだ。
「おおーー、しゃぶってくれはるんですか? こんなに若くて美人の奥さんにフェラチオしてもらえて、
わしは幸せもんですわ。先生、ええのんですか? こんなんしてもろて」
二人の様子を観察しながらメモを取っていた瓜生は、無言で何度も頷いた。
 芙美子は音を立ててフェラチオに夢中で、周りの状況にはお構いなしのようであった。
「奥さん、ちょっと……。わしがベッドに寝転ぶんで、奥さんは覆い被さってフェラしてくれはりますか?
わし、それが好きやねん」
芙美子がいったんフェラチオを中断すると、柿沼はベッドに上がり仰向けに寝転がった。
天に向かってそびえ立つ股間のタワーに覆い被さるようにして、芙美子はフェラチオを再開した。
芙美子はときどき口を離すと、
「柿沼さん、たくましいわ。男の塊が凝縮しているようで、素晴らしいですわ」
というような内容のことを言って、柿沼を鼓舞した。

 あまりの気持ち良さにウットリと目を閉じていた柿沼は、芙美子がフェラチオを中断したので薄目を明けた。
すると、芙美子が屹立したイチモツを右手で握りながら膣口にあてがうと、そのまま腰を下ろそうとしている
光景を目の当たりにした。
「えっ? ナマでええのんですか?」
頬を紅潮させ、全身からフツフツと汗を滴らせている芙美子は快楽の海を漂っている最中で、柿沼の声は
届いていなかった。そのまま、ズブリと挿入すると、芙美子は騎乗の女(ひと)となった。
  1. 2012/10/30(火) 18:02:13|
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ドルチェヴィータ⑦

[2982] ドルチェヴィータ⑦ 角笛 投稿日:2007/12/19 (水) 03:18
(7)
 芙美子はナース服を脱いで下着だけになった。レモンイエローのブラジャーからは
おっぱいがこぼれ落ちそうだし、同じくレモンイエローのパンティは股上が短くてエロティックだった。
柿沼は下着に覆われている部分には舌を這わせていないが、肌が露出している部分は隈なく舐め尽していた。
舐めるのはダメでもさわるのはOKだろ、と言わんばかりに、ブラジャーの上から胸を揉みまくっていた。
バストトップを探るとニヤリとし、
「奥さん、乳首が硬くなってきてるのと違いますか?」
と芙美子に訊ねてきた。
「あっ……そんなこと……ありません……」
と芙美子が答えると、
「こっちを調べればわかることですよ」
と言って、柿沼は芙美子の股間に手を伸ばしてきた。
「!」
「奥さん、なんか湿っていますよ」
柿沼はクロッチ部分を擦りながら、芙美子の秘部の潤いを確認していた。パンティ越しに膣口へ指を立てて
肉感を味わっているようだった。
「あー、ダメェ……。そこは……、あっ……。」
芙美子の口から熱い吐息が漏れた。柿沼の鼻息も荒くなってきていた。
「先生、なんか久しぶりに立ちそうな気配が……。なあ、先生。下着も脱いでもろたらあかんか?
生でおっぱいとオマ○コを見てみたいし、しゃぶってみたい。頼みます……」
柿沼の痛切な訴えに瓜生は無言で頷いた。それと同時に、柿沼は芙美子の背後にまわるとブラジャーのホックを
手早く外した。ロケットのようなバストがむき出しになった。
「うひょー、スゴイおっぱいだ」
と言って柿沼はしゃぶりついた。乳輪ごと乳首をペロリと舐めまわしたあと、チューチュー吸い出した。
「あっフーン……」
芙美子の目が濡れていた。すでに全身が汗ばんでいた。
続いて柿沼は芙美子のパンティに手をかけると一気にひきずり下ろした。
三角の茂みが露になった。
「奥さん、ここに腰掛けてくれますか?」
柿沼は芙美子をベッドに坐らせると、両方の足をベッドに上げてM字開脚のポーズをとらせた。
「いやぁー、恥かしい……」
大股開きにされた芙美子は両手を後手についたまま、顔だけをそむけて恥ずかしがった。
柿沼は芙美子の股間に顔を近づけると、陰唇を舐め始めた。クリトリスと膣口を舐めると、既に潤っていた
芙美子のアソコから甘酸っぱい官能のしるしが次から次へと溢れ出してきた。
柿沼をそれを美味しそうにビチャビチャ音をたてながら舐めていた。
「あー……ダメェー……もっと……」
一心不乱に芙美子のオマ○コをしゃぶっていた柿沼は、顔を上げると、
「来たぁー!」
と歓喜の声を上げた。柿沼の股間では、眠っていた獅子が頭をもたげ始めていた。
芙美子の放つフェロモンが、柿沼の男の本能を呼び覚ましたようであった。

  1. 2012/10/30(火) 16:35:01|
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