妻と男の物語


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貞淑妻の火遊びから… 19

[Res: 5543] 第19話 沈粕男 投稿日:2008/12/08 (月) 20:33
(うふ…あの人喜んでくれるかな)
バッグの中のタッパを覗く千絵子…もう千絵子の中には夫への背徳感が見当たらない…これから起こる事への期待だけが存在している様子だ…
車ではなく自転車に乗る千絵子…○○駅付近に向かう…そう…達雄のアパートへ向かっているのだ…
(あの人…今日は一限で授業終わるって言ってたわよね)
達雄のことを゛あの人゛という…要するに千絵子はもう達雄を゛男の子゛ではなく…゛男゛として見ている…
(今日は私…素直に…)
自転車を漕ぐ脚が軽やかな千絵子…先日自分を゛女゛として見て迫ってきた達雄…そして毅然として自分を襲う徳田から救ってくれた達雄…そんな達雄に千絵子は一度は貞淑さから突き放す態度をとったが…夫との微妙な行き違いも加わり…今は素直に達雄に心…そして身体を委ねようとしていた…
(もう達雄さん…帰ってるかな…)
アパートに着き階段を上がる…部屋は先日達雄が自宅に来た時に会話の中から聞いていた…
゛ピンポーン゛
チャイムを鳴らす千絵子…
「はい…あ…千絵子さん…」
扉が開く…Tシャツにジャージの達雄が驚きの表情伴い姿を見せる…
「こんにちは…達雄さん…これ持って来たの…入っていい?」
千絵子もまた今までと違い緊張を見せる…
「どうぞ…」
驚きながらも中へ招く達雄…
「へえー結構綺麗にしてるのね達雄さん」
中に入り1Kの部屋を見渡す千絵子。
「千絵子さん…今日はどうしたんです…」
急な千絵子の訪問に戸惑いを隠せない達雄…
「あのね…この前達雄さんに助けてもらったのに私ったら…だから今日はお礼にお昼作ってきたの、達雄さんお昼まだだよね…?」
何か惹かれる達雄に照れたようにタッパを取り出す千絵子…
「はい、カップラーメンでも食べようと思って」
「良かった~じゃあ仕度するね、あっこの皿とか使っていい?」
キッチンで千絵子が料理を皿に移す…そして部屋のテーブルに並べる…
「うわー美味しそうですね」
「うふ、喜んでくれて嬉しい…そうそう、少し飲まない?」
千絵子は持参したロゼワインの栓を抜く。
「そんな…まだ昼ですよ」
「いいじゃない、このワイン飲みやすくて美味しいのよ」
昼間の飲酒にためらう達雄を余所に千絵子はグラスにワインを注ぎ…達雄の隣りに座る…
「乾杯しよ」
グラスを持ち達雄に乾杯を促しながら寄り添っていく…
「あっ、はい、乾杯」隣りに座る千絵子の豊かな胸元が達雄の目に入った…

  1. 2013/02/21(木) 11:51:28|
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貞淑妻の火遊びから… 18

[Res: 5543] 第18話 沈粕男 投稿日:2008/12/08 (月) 16:11
数日後の朝…
「いってらっしゃい」
夫と子供達を送り出す千絵子…いつもとは外面的には変わらない光景だが…夫婦の関係は大きく変化していた…
千絵子が自慰を始めた数日前から…夜の方では千絵子と夫の立場が逆転している…それまでは千絵子から夫に迫るのが常という感じであったが…その夜から漂う千絵子の妙な色気により…夫から迫るようになった…二回拒んだ千絵子だが…三回目は…やはり夫を愛するが故に受け入れた…久々にベッドの上で裸になり身体を重ねる二人…興奮が高まっていく…だが…肝心な所で…夫のペニスが役に立たなかったのだ…焦る夫に…
「あなた…毎日大変なんだから…無理しないで…」
「すまん、千絵子…」
抱き合う二人…やがて千絵子の言葉に安堵したように寝入る夫だが…
(もう…せっかく…その気になったのに…もう知らないわよ…)
言葉には出さなかったが…千絵子は何か満たされていなかった…それどころか…千絵子の゛女の性゛は益々激しくなってくる…
そんなことが重なり…
(あなた…ごめんなさい…でも…私達のためでもあるの…今日だけ…許して…)
夫達が出ていくと、千絵子はキッチンにて何かを作り始める…
(一人暮らしだから…こういうの喜んでくれるわよね…)
夫以外のそれも一人で暮らす男のために料理しているのが伺える…
やがて…次々と料理が出来上がる…タッパに詰める。
(後は、あの人…居てくれれば…)
タッパをバックに詰め…千絵子は浴室に向かう…
(やっぱりこういう時は綺麗にしとかないと…)
シャワーを浴び始める千絵子…温水が千絵子の白い肌を濡らしていく…
(ああ…これから起こるかもしれないことを考えると私…)
石鹸で洗っている指が陰部に差しかかると…その指がそこで停滞し…更に微妙に淫靡な動きを始めてしまう…
「あ…あ…ん…」
顔を歪めて声を漏らす千絵子…これから行おうとする゛他の男との不貞な行為゛を想像してか、興奮を覚え自慰に耽ってしまう…
(早く…あの人の…欲しい…)
千絵子の陰部を弄る指が激しくなる…そして…
「あ…あ…あん…」
シャワーの音にかき消される甘美な声とともに、千絵子の指は止まった…
タオルで身体を拭き終わり…
(あまり派手なのは恥ずかしいから…)
千絵子は白地のお揃いのブラジャーとショーツを纏い…そして胸元の大きく開いた服にタイトなスカートを履く…身体のラインが浮き出る服装だ…
そんな服装の千絵子がバッグを抱え自宅を後にする…
  1. 2013/02/21(木) 05:15:35|
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貞淑妻の火遊びから… 17

[Res: 5497] 第17話 沈粕男 投稿日:2008/12/05 (金) 19:48
(ああ…男の人の…硬いのが…私に…)
千絵子はジーンズを脱ぎ…ショーツを下げる…きっと誰かとのセックスを妄想しているのだろう…陰部を弄る指の動きが激しくなる…
「ん…ん…あ…だめよ…私は…ん…」
何か”愛する夫を裏切る不貞な妻”に成りきり…控えめに喘ぐ千絵子…
その頃…
「はあ~はあ~千絵子さん…俺…千絵子さんと…」
アパートの一室で勃起した自らのペニスを扱く…達雄の姿があった…
「ああ…千絵子さん…はあ~はあ~千絵子さん…」
息を荒くし千絵子の名を連呼し興奮をしている達雄…そんな達雄の頭の中には…ショートヘアの千絵子の顔…昨日の千絵子の体の感触と温もり…そして…まだ見ぬ千絵子の白い肌の綺麗でかつ艶かしい裸体…更にその千絵子を犯す自分が巡り回っていた…
更に隣家には…
(フッ、あの奥さんのスケベな身体…ワシの思うままにしたいものだ…本当にあの女いい身体だ…)
酒を傾けながら…昨日触れまくった千絵子の熟した色気ある身体を想像し…何かを企むように含み笑いをする徳田もいた…
そんな自分に対し淫らな想いを抱く二人の様子など知る由もなく千絵子は…
「だめ…あ…私…そんな…」
夫以外の男に犯される妄想を伴い自慰に耽る…ソファーの上で仰向けの体勢から…四つん這いに変えていく…
「ん…ん…だめ…恥ずかしい…こんなの…あ…」
目を瞑り…妄想の中の背徳が与える快感に耽りながら喘ぐ千絵子…陰部を弄る千絵子の指は愛液に塗れていた…
(もう私だめ…こんな私を…早く…あなたの好きなように…)
背後から犯す妄想上の”誰か”に哀願する千絵子…
またその頃達雄のアパートでは…
「はあ~はあ~千絵子さん…俺もう…ああ…千絵子さん…」
千絵子の名を呟き…激しく自らのペニスを扱き…射精を迎える達雄が居た…
そして隣家では…
(あの奥さんの美味そうな身体…どうやって…)
企むを実行に移す手段を考える徳田が、グラスの酒を飲み干した…
そんな二人の自分を想う男達に連動するように…千絵子も…
「ん…ん…あ…あ…あん…」
少し大きな声を上げ…指の動きを止めた…息を荒くし…目を瞑りソファーにうつ伏せに崩れる千絵子…露になっている腰から尻のラインが妙に厭らしく映っていた…
(もうすぐ…あの人が帰ってくるわ…)
目を開き…急に”女”から”妻”に戻っていく千絵子…立ち上がり…浴室へ向かう…
(私の身体…子供産んでるし…最近の主人は見向きしてくれないけど…満更でもない目で見てくれる男の人だって…いるのよね…)
入浴後…鏡に自らの身体を映し…そして最近感じた…達雄や徳田…更にそれ以外の男の…”女として見てくれた”視線を思い浮かべ…まだ自分は”女”でもあるのだと自覚する千絵子…
暫くして…
「ただいま」
夫が帰ってくる。
「おかえりなさい、すぐ支度するから」
夫の夕食を支度する千絵子。
やがて夫も入浴を終え寝室に向かう…
(今夜の千絵子…何か…)
千絵子の後姿…特に腰から尻のラインに妙な色気を感じる夫…
(どうしてだ…?)
Tシャツにスウェットという…いつもと変わり映えしない千絵子の寝間着…ノーブラのために浮き出る千絵子の乳首が目に入ると夫はベッドの上で…
「なあ…千絵子…今夜…」
自慰を行った効果なのか…”女”の雰囲気を漂わせる千絵子を誘ってしまう夫…だが…
「今日は私疲れてるの、あなたもそうでしょ?おやすみ」
そんな夫に背を向け寝入る千絵子…
この夜は…普段とは千絵子と夫の様子が逆転していた…
  1. 2013/02/20(水) 19:01:54|
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貞淑妻の火遊びから… 16

[Res: 5497] 第16話 沈粕男 投稿日:2008/12/04 (木) 22:19
「変な事言わないでください!彼とはそんなこと…」
千絵子は徳田の不快な言葉に声を大きくする…
「まあまあ奥さん…人前なんだから、そんな声出すと目立っちゃうよ~」
千絵子の嫌悪な態度にも余裕な感じの徳田…そして…
「なあ奥さん…ワシの方が、あんな若造よりもアッチの方は凄いぜ…なあ、奥さん分かるだろ?あんた昨日ワシの触っちゃってるからね~」
千絵子に迫り卑猥な言葉を掛けてくる徳田…自らの大きなペニスを千絵子に意識させようとする…
「そんな…彼とはあなたが思うような事は無いですから!」
卑猥な言葉に生真面目な千絵子は耐えきれず…徳田に背を向けて車の方へ逃れていく…
(もう…なんであの人とこんな時に…おまけに厭らしいことまで…やだ…最悪…)
不快な思いで車に急ぐ千絵子…だが…
(でもあんな人でも…私に関心持ってくれてるんだ…゛女゛として…やだ…私ったら…)
車に乗り込む千絵子…昨日の徳田の猥褻行為により反応してしまった身体が導く本能が…皮肉にも徳田への不快感を薄めてしまう…
(もう…あんな人にまで意識しちゃって…)
一瞬でも徳田に少し好感を持ってしまった自分を諫める千絵子…車を発進させる…だが千絵子が意識してしまったのは、徳田の゛人物゛ではなく゛大きいペニス゛であることに本人は気付いていなかった…
仕方なく他のスーパーマーケットにて買い物を済ませ帰宅する千絵子…暫くして子供達も帰ってくる…おやつを与え、自分は夕飯の仕度に取り掛かる…先程までとは違い゛女゛ではなく゛母゛になっている千絵子…端から見れば、いつもの黒川家の様子が伺える…
だが…やはり…この日は何かが違った…夜になると…その違いが顔を出し始める…
子供達の夕食や風呂が済み…子供達は寝静まる…この夜も夫はまだ帰宅しない…いつもなら…愛する夫を待ちわびる゛妻゛である千絵子だが…
「ん…ん…あ…」
リビンクのソファーで自らの乳房や…陰部を弄る千絵子がいた…
「あ…ん…ん…」
服を捲りブラジャーをずらして乳首を露にし…ショーツの中に手を入れる千絵子…
(ああ…欲しい…)
結婚してからは封印していた自慰…そんな自慰に千絵子の蓄積した゛欲求不満゛そして゛女の悦び゛が耽らせている…
「ん…ん…あ…」
寝静まる子供達に悟られないよう声を押し殺し…久々の自慰にて゛女゛になる千絵子…
(ねえ…早く…私を……)
果たして千絵子は誰を思い浮べているのだろうか…
  1. 2013/02/20(水) 15:23:43|
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貞淑妻の火遊びから… 15

[Res: 5497] 第15話 沈粕男 投稿日:2008/12/04 (木) 19:20
「いってらっしゃい」
達雄…そして徳田に迫れた翌日の朝…千絵子はいつもと同じように夫と子供達を送り出す…だが…心の中はどこか違う…何かに吹っ切れていて…どことなく表情まで違うようだ…
午後になり、いつものスーパーマーケットに向う千絵子…車から降りる…そして店内に入りカートを押す…すると…ある商品棚の間から…
(達雄君…)
カゴを持つ達雄が出て来た…
「ち、千絵子さん…」
達雄が驚きと…気まずさを交えて千絵子を見る…
「こんにちは…」
千絵子も同じような様子だ…二人の間に何か気まずい雰囲気が漂う…
「千絵子さん髪切ったんですね…」
「ええ…」
どこかぎこちない二人の会話…
「似合いますよ…素敵です…では」
千絵子の髪にふれた言葉を残し、達雄はそそくさと立ち去ってしまう…
「あっ、達雄君…」
立ち去る達雄の背を見つめる千絵子…
(今…彼…私の髪を褒めてくれた…主人なんか気にも留めてくれなかったのに…)
惹かれるように達雄を見つめる千絵子…
(なのに…私…そんな彼に…やっぱり彼…昨日のこと…)
何か昨日の達雄に対し冷たい態度をとったことを悔やむ千絵子…
(そうだ…今彼を追いかけなければ…もう…ずっと…)
視界から消えた達雄の姿を追う千絵子…昨夜の夫の態度から、千絵子は素直に心を達雄に向けていた…せっかく今達雄に会い、チャンスに巡り合っていた…だが…偶然であり予期せぬ遭遇に、昨日の出来事が招いた気まずさだけが存在してしまった…
「ごめんなさい、お財布忘れたんで…」
店内から出ようとする買い物袋を提げた達雄を千絵子は見つけた…近くにいた店員にカートを押し付けるように渡し…出口に駆けていく千絵子…しかし…
達雄の姿はそこには無かった…
(達雄君…)
道路の方に向かおうとする千絵子…そんな千絵子に…
「奥さん、あの若造ならもう道路を○○駅の方へ歩いて言ってしまったぜ…」
不気味な声が引き止める…
(えっ、やだ…なんで…)
その声の方を振向くと…なんと徳田が気持ち悪い笑みを浮べるのが千絵子の目に入った…
「そ、そんなんじゃないです…」
徳田を睨む千絵子…昨日のこともあり、千絵子の中にはかなりの不快な念が存在していた…またそれに加え徳田に見透かされていたことも千絵子に徳田を睨ませた…
「フッ、昨日の様子から、あの若造と痴話喧嘩でもして…今日は仲直りでもしたかったのかな~へへへ」
そんな千絵子に動じる事なく、薄気味悪い笑みを浮べる徳田…
  1. 2013/02/20(水) 10:13:53|
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貞淑妻の火遊びから… 14

[Res: 5419] 第14話 沈粕男 投稿日:2008/12/03 (水) 23:33
(あなた…早く声を聞かせて…)
待てども夫からの着信の無い千絵子の携帯電話…気分が益々沈んでいく…
(嫌…こんな気分で一人でいるのって…)
夫からの電話が無いことも虚しいが…隣家のあの徳田が…またいつ押しかけてくる分からない不安も千絵子を襲ってくる…
(そうだ、子供達が帰って来るまでまだ時間があるし…)
何かを閃いた千絵子…携帯電話を手に取り…美容院へ電話する…
(髪型を変えて…こんな気分を…)
千絵子は車で出かけていった…
暫くして美容院から帰ってきた千絵子…髪型がセミロングからショートに変化している、当然色は綺麗な黒のままである…
タイミング良く子供達も帰宅する…千絵子の髪型の変化に気付き、褒めてくれる…そして子供達がいれば徳田が押しかけてくることも無い…千絵子の気分は段々と晴れてきた。
だが…夜になり…子供達も寝静まる…でも夫は中々帰宅しない…当然連絡もない…
(早く帰って来てって留守電に入れたのに…私…今夜はあなたに…)
気分が再び落ち込んでいく千絵子…待ちわびて先に風呂を済ませた所で夫が帰宅する。
「ただいま」
「遅かったのね」
「ああ」
何か素っ気ない夫…
「留守電入れたのに…」
「えっ、そういえばそんなような…」
全然昼間の千絵子の伝言を気に留めていない感じの夫…
「もう…そうそう、私見て何か気付かない?」
伝言以上に自分が髪型を変えたことに反応しない夫に不満げな千絵子…
「ああ…そう言われて見れば…早く飯にしてくれよ、腹減ってるんだ」
本当は゛千絵子よく似合ってるよ゛と帰宅したら真っ先にかけて欲しかった言葉…だが…夫はそんな千絵子の女心も無視した感じで夕飯の仕度を急かす…
そして…時間も経ち寝室では…
「ねえ…あなた…今夜はいいでしょ…」
ベッドに横たわる夫に迫る千絵子…゛夫に抱かれて昼間の徳田による忌わしい出来事…そして達雄への想い゛を忘れたい千絵子の欲求が、夫に対して積極的にさせる…だが…
「残業して疲れてるんだ、分かるだろ」
千絵子の気も知らず背を向けてしまう夫…
「お願い…あなた…私達暫く…」
しかし、この夜の千絵子は夫の腕に手を掛け、どこかしつこい感じで食い下がる…
「疲れてるって言ってるだろ!」
そんな千絵子に夫は不快感を示し、掛けた手を払ってしまった…
鼾をかき寝静まる夫の横で…
(こんなに私が求めてるのに…あなたは…それなら私…もう…)
何かに吹っ切れていく感じの千絵子であった…
  1. 2013/02/20(水) 05:45:47|
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貞淑妻の火遊びから… 13

[Res: 5419] 第13話 沈粕男 投稿日:2008/12/03 (水) 18:44
(私…達雄君になら…)
玄関で抱き合う千絵子と達雄…千絵子の身体に達雄の温もりが伝わるのに比例して…千絵子の心が達雄に傾いていく…だが…
「千絵子さん…」
達雄の千絵子を抱き締める腕に力が入る瞬間…
(だめよ…そんなの…)
千絵子の達雄への想いが゛何か゛に遮られてしまう…
「離して…」
何か急に冷めたような千絵子の態度…達雄の胸元を押し離れていく…
「えっ…」
千絵子の突然の態度の変化に戸惑う達雄…
「達雄君これ鞄…もう帰って…」
そんな達雄に構わず千絵子は鞄を押し付けるように渡す…そして…
「さっきはありがとう…さよなら」
まるで達雄を追い出すような態度をとる千絵子…
(千絵子さん…何故…)
適当な言葉が見つからないまま…唖然とした感じで外に出る達雄…
(やっぱり千絵子さん…俺にも怒ってるんだ…だから…)
そんな達雄に゛ガチャン゛という玄関の鍵の音が虚しさを与える…力無く歩き出す達雄…
(達雄君…ごめんね…やっぱり私…許して…)
肩を落として歩く達雄の後ろ姿を、覗き窓から眺める千絵子…むしろ千絵子には達雄に罪悪感を持ち、怒りなどは存在していなかった…
(達雄君…こんな私なんか…だめよ…)
先程の達雄への想いを遮った゛何か゛が千絵子の頭を過ぎる…その゛何か゛とは…千絵子の夫そして子供への想い…それに千絵子の生真面目さも加わった…千絵子の゛人妻゛である自覚であった…
だが、更にもうひとつの意味もあった…それは…先程の徳田の自分への猥褻行為による身体の異変であった…この時千絵子は、陰部に異様な湿りを感じていた…その゛夫以外の男それも嫌悪を感じる男゛に陰部を濡らされたことは…貞淑な千絵子にとって何とも耐え難いことであった…そんな自分の身体の反応による自己嫌悪も…達雄を遠ざけてしまう一因であった…
(こんな時に一人でいるのは嫌…)
本当は暫く…達雄に側に居て欲しかった…だが…千絵子の心と身体が示す゛何か゛がそれを許さなかった…
(主人の声が聞きたい…そうすれば…)
゛愛する夫の声を聞き落ち込んだ気分を晴らしたい゛そんな千絵子の思いがリビンクに置いてある携帯電話を手に取らせる…だか…電話の向こうからは愛する夫の声ではなく…留守番電話のメッセージであった…
「あなた…お願い…今夜は早く帰ってきて…」
哀願の伝言を残す千絵子…何か千絵子の声が虚しく聞こえる…
この日の昼下がりの千絵子の心の中は…負のスパイラルに陥っていた…
  1. 2013/02/19(火) 19:09:52|
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貞淑妻の火遊びから… 12

[Res: 5419] 第12話 沈粕男 投稿日:2008/12/02 (火) 23:55
「そんな…主人は私のこと信じてくれます…だから…やめてください…」
横から密着して迫る徳田から逃れようとする千絵子…
「さあどうだか…あいつはワシを信用してるし…本当にあんたらご無沙汰なら…ワシが゛あんたが昼間若い男連れ込んでスケベしてた゛なんて言ったら…あのインポな嫉妬旦那どうなるかな~」
逃れようとする千絵子を壁に押し付ける徳田…
「そんな…主人を…そんな…あの人の事をそんなふうに言わないで…」
迫れらる嫌悪もあるが、何か夫のことを悪く言う徳田の言葉に涙を浮べ出す千絵子…
「フッ、泣いちゃってえ~そんなに旦那を愛してるなら若い男なんか連れ込んじゃだめだよ~そういうスケベで悪い奥さんには隣人としてお仕置きしないとな~」
徳田が千絵子の乳房を掴み唇を突き出す…
(いや…こんな気持ち悪い人なんかに…)
徳田に返す言葉もなく、また、徳田の太った重い身体で壁に押し付けられなす術も無い千絵子…涙を浮べながら徳田から顔を背けるのがやっとだった…
「はあ~そんな嫌がる奥さんもいいなあ~ワシ興奮してくるよ~」
徳田の荒い息が千絵子の顔に容赦無く吹きかかる…落としてしまった回覧板が千絵子の惨めさを助長している…だが…
゛ギギィ゛
玄関の扉が開く…驚いたのか徳田に一瞬、隙が出来る…
「た、達雄君…」
その隙に千絵子は逃れ…玄関に立つ達雄に駆け寄る…忘れた鞄を取りに来た達雄…中の異変に気付き、チャイムを鳴らさずに扉を開けたのだった…
「何してるんだ!」
毅然と徳田に向う達雄。
「何でもないよ若造」
不機嫌そうな顔で達雄を睨む徳田。
「何でもない訳ないだろ!千絵子さん泣いてるじゃないか!」
徳田を睨み返す達雄。
「ちっ、邪魔しやがって…くそ!」
毅然と睨み続ける若い達雄に対し分が悪いと感じたのか…舌打ちし達雄を一瞥して、捨て台詞を吐きながら出ていく徳田。
「達雄君…」
嫌悪感を持ち゛生理的に受け付けない゛徳田から解放されたのと…゛どこか頼りない男の子゛と思っていた達雄の意外な男らしさに…千絵子は達雄に抱き付いてしまう…
「千絵子さん…もう大丈夫だよ」
そんな千絵子を受け止める達雄…
(私も…やっぱり…どこか達雄君に…)
徳田が来るまで振り子のように揺れていた…千絵子の達雄に対する微妙な感情が…この時完全に達雄の方に向かっていた…毅然と徳田に立ち向かって自分の危機を救ってくれた達雄に、千絵子は惹かれ始めていたのだった…
  1. 2013/02/19(火) 17:01:10|
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貞淑妻の火遊びから… 11

[Res: 5419] 第11話 沈粕男 投稿日:2008/12/02 (火) 22:57
「フッ、奥さん観念したのかな」
徳田は気持ち悪い笑みを浮べ…力の抜けた千絵子の両脇に後ろから腕を通し…両手で千絵子の豊かな乳房を掴む…
「いや…やめて…」
か細い声で抵抗する千絵子…
「まあ奥さん…そんな連れないこと言わないで…」
千絵子の乳房を掴む徳田の両手が厭らしく動き出す…
「だめ…やめて…徳田さん…」
服の上から乳房を揉まれ顔を俯く千絵子…
「奥さん…軟らかくていい乳してんな~はあ~」
徳田の臭い息が千絵子に吹きかかる…
「私に…こ…こんなことして…亡くなった奥さんに悪く思わないんですか…」
今度は振向き徳田を睨む千絵子…
「ああ思わないね、あいつはいい妻だったよ…ワシの女遊びにも寛大でな」
振向いた千絵子に唇を突き出す徳田…
「いや…なんであんな素敵な人が…あなたなんかと…」
徳田から顔を背け唇を拒む千絵子…
「フフフ…奥さん…これからそれをたっぷり教えてやるよ…」
徳田は千絵子の手を自らの股間に運ぶ…
(えっ、やだ…何…)
千絵子は手に伝わる感触に驚く…徳田は勃起していたのだ…スラックス越しからでも充分に分かるくらい大きく硬いペニスだった…
「どうだ~奥さん、あんたの旦那より硬くて大きいんじゃないか?」
徳田の言葉に…
(やだ…この人…主人よりずっと年なのに…)
千絵子は動揺する…42歳の夫より…60歳過ぎの徳田の方が勃起力が勝っている…おまけに大きい…
「奥さん…何だ…ワシのチンポが欲しいのか?触りっぱなしじゃないか」
徳田が千絵子の手を自らの股間に押し付ける…
「そんな…違うわ…いや…」
手に力を入れ抵抗する千絵子…
「遠慮するなよ奥さん…飢えてるんじゃないの?あんな若造連れ込んで…旦那とはご無沙汰なんだろ?ほら」
まるで千絵子の潜在する欲求不満を見透かすかのように…徳田は千絵子の手を自らの股間に押し付け密着していく…
「私…そんなことありません!」
徳田の゛図星゛な言葉が千絵子を刺激し…千絵子は密着してくる徳田を突き放す…
「いいのかな~奥さん…そんな態度だとワシ旦那に…」
懲りない感じで徳田は横から密着して千絵子の尻を撫で回す…
「主人に言うなら言ってください!あなたより…主人は私の方を…」
゛主人なら私を信じてくれる゛という夫への信頼が頭を過ぎり、あくまでも徳田を拒む千絵子…しかし…
「フッ、それはどうかな?」
そんな千絵子の言葉に懲りず…不気味な笑みを浮べながら千絵子に迫り続ける徳田…
  1. 2013/02/19(火) 10:08:31|
  2. 貞淑妻の火遊びから…
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貞淑妻の火遊びから… 10

[Res: 5419] 第10話 沈粕男 投稿日:2008/12/01 (月) 23:42
(あっ、達雄君かな?鞄忘れてるわ…)
玄関のチャイムの音に千絵子はリビンクの片隅にある置かれたままの鞄を見つけた。
(でも…さっきあんなことがあったから…どんな顔で…)
達雄の鞄を持ちながら気まずそうな様子で玄関に向う千絵子…゛バタン゛というドアの閉まる音が聞こえる…
「達雄君、これ…」
玄関に立つ男を見て絶句する千絵子…
「へえ~さっきの若造…達雄っていうんだ」
玄関に立っていたのは達雄ではなく…隣家の徳田であった…禿げた頭に太った身体の徳田…顔には何か気持ち悪い笑みを浮べている…
「何かご用ですか」
千絵子の顔がこわ張る…
「何だ奥さん、あの若造じゃなくてがっかりって様子だなあ~」
ニヤッとしながら話す徳田。
「用が無いなら…帰ってください」
普段から厭らしい目で自分を見る嫌悪感からか、徳田に対する口調が強い千絵子。
「そんな~ほら、回覧持って来たんですよ…でも本当はね、さっき来たんだけど奥さん…あの若造とお取り込み中だったみたいだから…へへへ…気を使って出直したんですよ」
好奇な目で千絵子を眺め回覧板を差し出す徳田…
「何を言ってるのか良く分かりません、ありがとうございました…もうお引き取りを…」
ひったくるように徳田から回覧板を受け取る千絵子…そして…
(やだ…この人…達雄君が来てた時…覗いていたんだわ…嫌だわ…よりによってこんな人に…)
千絵子は回覧板を抱え込み、困惑と嫌悪な目で徳田を睨むように見る…
「へへへ奥さん、ワシ誰にも言わないから…」
徳田が靴を脱ぎ上がり込み息を荒くして千絵子に迫る…
「やめてください!いや!」
迫る徳田に背を向け拒む千絵子…
「いいじゃないか…ワシにも…」
背を向ける千絵子の肉付きの良い尻を撫でる徳田…
「いや!」
尻を撫でる徳田の手を払う千絵子…
「あんな若造連れ込んで…奥さん好きモノだね」
空いた千絵子の胸元を見逃さず…今度は千絵子の豊かな乳房を掴む徳田…
「私…彼とはそんなことしてません…私…そんな女じゃ…」
横から徳田に服の上から乳房を揉まれながらも抵抗する千絵子…
「へっ、本当かな~そうそう旦那さんって結構゛ヤキモチ妬き゛だったよね~ワシがさっきの男のこと話したら大丈夫かな~ワシ心配だな~」
夫の性格を知る徳田は勝ち誇ったような笑みを浮べる…
(確かに…この人の言う通り…達雄君が来てたこと知ったら…主人…変に…)
急に抵抗していた千絵子の身体から力が抜けていく…
  1. 2013/02/19(火) 05:24:15|
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貞淑妻の火遊びから… 9

[Res: 5419] 第9話 沈粕男 投稿日:2008/12/01 (月) 20:11
「そんなの…困るわ…私には主人も子供もいるのよ…」
突然迫れた上、その達雄の゛千絵子さんのことが好きなんです゛という告白が千絵子に重く伸し掛かり…貞淑な千絵子を困惑させる…
「でも…千絵子さん…俺のために料理してくれたり…おまけに゛もっと話がしたい゛なんて俺の横に座ったり…だから…」
まだまだ、どこか勝手な思い込みが残っている言葉を口にする達雄…
「別に私…そんな意味で…それに私はあなたよりずっと年上なのよ…あなたはもっと若い娘と…」
組む腕に力を入れる千絵子…
「そんなの関係ないですよ…俺…千絵子さんが…」
後ろから千絵子に再び迫ろうとする達雄…
「とにかくだめよ…達雄君帰って…お願い…帰って…」
そんな達雄をかたくなに拒み、帰るよう促す千絵子…
「そんな…千絵子さん…俺は…」
弱々しい感じだが、食い下がる達雄…しかし千絵子は…
「お願い!帰って!」
声を大きくして、更に帰るよう促す…
「わかりました…帰ります…」
千絵子の極度の拒みに、女性慣れしていない達雄はなす術も無く…ゆっくりと立ち上がり…力無く玄関へ向う…
゛バタン゛玄関の扉の閉まる音が、どこか寂しげだ…
(達雄君…私のこと…そんなふうに…)
達雄の出ていった後…千絵子は何か考え込む様子になる…
(それに…さっきの達雄君の話だと…まるで…私の方が達雄君を…誘惑してたみたいじゃない…何故…)
そのつもりでは無かったが…結果的には誰もいない自宅に若い男を誘い、思わせ振りな態度で誘惑したような結果に…生真面目な千絵子は自己嫌悪に陥ってしまう…だが…
(でも…私…男の人に…あんなふうに迫れたことって…いつの頃だろう…)
最近夫が構ってくれない事実が、千絵子を自己嫌悪から解き放とうとする…
(達雄君があんなふうに…ということは…達雄君は私のこと゛女゛として認めてくれてるんだ…)
潜在する゛夫への欲求不満゛が、達雄の乱暴な行為を千絵子に肯定させようとしている…
(そう思うと…私もどこか達雄君を…いけない…私には主人も子供もいるんだし…彼だって私よりずっと若いんだし…そんなの…だめだわ…)
あくまでも貞淑な千絵子…達雄の告白に靡きかけたが…生真面目な性格と、夫や子供達への思いが踏み止どめている…
そんな揺れ動く千絵子の微妙な心情を…
゛ピンポーン゛という玄関のチャイムが醒まさせる…
  1. 2013/02/18(月) 19:11:10|
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貞淑妻の火遊びから… 8

[Res: 5419] 第8話 沈粕男 投稿日:2008/11/30 (日) 22:55
゛私ね達雄君ともう少しお話したいの…゛という千絵子の言葉が、達雄に…
(千絵子さんも俺のこと…)
妙な思い込みをさせてしまった…
「お待たせ…何か一人だと寂しいのよね…達雄君が来てくれて嬉しいわ」
そんな達雄の感情など知る由もなく、千絵子は更に達雄に誤解を与えるような言葉を口にしながら、紅茶と菓子をソファーに座る達雄の前に置く。
(そうだ間違いない…こうなったら俺も男だ…もう千絵子さんが人妻だろうが…)
゛何か一人だと寂しいのよね…達雄君が来てくれて嬉しいわ゛という千絵子の言葉が、達雄の思い込みに確信を持たせてしまう…
「隣りに座るわね…」
「あ、はい…」
達雄の隣りに腰掛ける千絵子…そんな達雄の下心など想像もせず、達雄に話しかけている…
(うわー千絵子さん…いい匂い…ああ…堪んない…)
話を続ける千絵子が漂わす何ともいえない゛女の匂い゛…そして時折、達雄の方に向く時に覗く胸元や…テーブルのカップに手を伸ばし前屈みになり、ローライズの裾からチラッと見えるショーツ…女性に慣れておらず、かつ千絵子に憧れている達雄にはかなりの刺激だ…自然に達雄のペニスは硬くなり、息が荒くなっていく…達雄はもう千絵子の話などうわの空という感じだ…
「あら、達雄君…どうしたの?」
息荒く自分の顔を見つめる達雄に話を止める千絵子…その時…
(俺…もう我慢出来ない…)
達雄は千絵子を抱き寄せた…そして…
「千絵子さん…俺…」
千絵子の゛美熟女のフェロモン゛に圧倒された達雄は…ついに千絵子に迫る…
「ちょ…ちょっと…達雄君…」
千絵子にとっては゛男゛を意識していなかった達雄の突然の行動に驚きを見せる…
「千絵子さん…俺…千絵子さんのこと…」
達雄は千絵子をソファーに押し倒す…
「だめ…達雄君やめて!」
覆い被さろうとする達雄の胸部を押え抵抗する千絵子…
「そんな…千絵子さん…俺…千絵子さん…好きなんです…」
゛千絵子も自分を…゛と勝手に思い込んでいた達雄は、予想以上に抵抗する千絵子に戸惑いを見せる…
「もう!何言ってるの!ふざけないで!やめて!」
そんな達雄の隙を狙い、千絵子は突き放す…
「す、すみません千絵子さん…でも…俺…ふざけていません…本当に千絵子さんのこと好きなんです…だから…」
千絵子への乱暴を、何とか正当化しようと言い訳する達雄…だが…そんな達雄に対し千絵子は、俯き両手で腕を組み背を向けていた…
  1. 2013/02/18(月) 15:04:44|
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貞淑妻の火遊びから… 7

[Res: 5419] 第7話 沈粕男 投稿日:2008/11/29 (土) 22:50
「達雄君入って」
玄関の扉を開け、達雄を家の中へ招く千絵子。
「おじゃまします…」
憧れの人妻の…それも夫のいない時間帯の家の中に入る…よからぬ妄想を抱きつつ入っていく達雄には緊張が走っていた…
「実はね、子供達が学校行ってるから…私もインスタントで済ますことが多いんだけど…今日は達雄君のために簡単なものだけど作るわね、達雄君そこに座ってテレビでも見てて」
リビンクに立ち尽くす達雄にソファーに座るのを勧め、エプロンをしながらキッチンに向かう千絵子…
(えっ…俺のために千絵子さん料理を…やっぱ…)
゛今日は達雄君のために作るわね゛…この千絵子にとっては、姉が普段栄養のあるものを食べていない一人暮らしの弟を気遣うつもりのような言葉が…千絵子に惚れている達雄にとっては、思わせ振りな言葉に受け取れてしまう…
(ああ…千絵子さんのエプロン姿…堪んない…抱き付きたい…)
テレビの画面ではなく、キッチンで料理をする千絵子に見つめる達雄…身体のラインが出る服とジーンズにエプロンを纏う千絵子の姿は、゛美熟女好み゛の若い達雄を悩殺していた…だが…
(いかん…せっかく千絵子さん俺のために料理してくれてるんだ…何考えてるんだ俺…)
多少の勘違いを交えながら、千絵子の魅力に負けそうな自分を戒める達雄…
「出来たわよ達雄君」
ダイニングテーブルの上には千絵子の手料理が並ぶ。
「わあー美味そうですね、いただきます」
空腹に加え、゛憧れの千絵子が作ってくれた料理゛ということに箸が進み出す達雄。
「どう達雄君?お味は?美味しい?」
達雄に少し不安げに問う千絵子。
「最高です!久々にこんな美味いもの食べました、千絵子さんって料理上手なんですね」
言葉通り、憧れの千絵子の料理は達雄にとっては最高のご馳走であった…この時ばかりは達雄の中の下心は消えて純粋に味っていた…
「うふ、嬉しいわ達雄君…」
目の前で自分の料理を満足げに頬張る達雄の姿に気分を良くする千絵子。
そして、二人は会話を交え食事を進める…上機嫌な千絵子と、下心が消え変な緊張が解けた達雄…二人の会話は弾んだ…
「ごちそうさま」
箸を起き立ち上がる達雄に…
「達雄君まだ時間いいでしょ…私ね達雄君ともう少しお話したいの…紅茶入れるからソファーに座ってて」
千絵子も立ち上がりカップを用意する…
(えっ、それって…)
千絵子にとっては何ってことない言葉が、消えていた達雄の下心を目覚めさせていく…
  1. 2013/02/18(月) 10:03:30|
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貞淑妻の火遊びから… 6

[Res: 5365] 第6話 沈粕男 投稿日:2008/11/28 (金) 23:50
「え、それってまずいんじゃ…」
千絵子に対し゛女゛を意識し…そんな憧れを抱く千絵子…ましてや人妻の…思いもよらなかった誘いに、達雄は困惑させられていた…
「何がまずいのよ、別に遠慮しなくていいじゃない」
まるで弟に食事をさせるような感覚で達雄を自宅に誘っていた千絵子は、困惑する達雄に構わず続ける…
「私一人で食べるのは寂しいのよ…」
この千絵子にとっては何げない言葉が…
(ひょっとして…千絵子さん…俺を…)
女性に慣れていない達雄にとっては勘違いを与えてしまう…
「千絵子さんがそう言うなら…」
何か達雄にとっては思わせ振りな言葉に取れてしまったようだ…
「じゃあそれ返して来なさいよ」
そんな達雄の感情に気が付かないまま千絵子はレジに並ぶ。
「俺持ちますよ…」
買い物袋を手に取る達雄。
「ありがとう」
買い物袋を達雄に渡す千絵子…渡す瞬間に千絵子の手が達雄に触れる…
(千絵子さんの手が…ああ…)
些細な出来事だが、憧れの女性と手が触れたことに達雄はエクスタシーを感じ呆然としてしまう…
「達雄君、私の車はあっちよ」
そんな呆然とした達雄に構わず、千絵子が歩きだす…
(ああ…千絵子さんの家で…いかん…俺何考えてるんだ…千絵子さんは人妻なんだぞ…)
歩き出す千絵子の艶めかしい後ろ姿に妄想を膨らませてしまう自分を抑制する達雄…
「達雄君乗って」
そんな下心ある達雄の妄想を知る由もなく、達雄を車に乗せる千絵子…
(うわーやっぱり千絵子さんの胸…大きい…堪んないな…ああ…だめだ…そんなこと考えちゃ…)
車に乗り込み、開いた服から覗かせる運転席に座る千絵子の胸の谷間が…達雄に再び淫らな妄想を掻き立てさせる…しかし、そんな妄想を必死に抑制する達雄…そんな達雄の下心など想像もせずに車を発進させる千絵子…そして…
「うふ、達雄君みたいな若い男の子にご飯作るのって、何かウキウキしちゃうわ」
ハンドルを握りながら妄想を自制する達雄を刺激する言葉を口にする千絵子…
(ひょっとして…千絵子さんも…俺のこと満更でも…)
千絵子にとっては社交辞令的な言葉だが…達雄に変な思い込みをさせてしまう…
(ああ…着いたら千絵子さんに…いかん…千絵子さんは人妻なんだ…でも…こんなチャンスは…)
千絵子の言葉と、漂わせる゛美熟女のフェロモン゛に下心を抱く達雄…だが千絵子にそんな達雄の下心と…そして潜在する夫への欲求不満に気が付かせぬまま…車は自宅に到着した…
  1. 2013/02/18(月) 05:16:57|
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貞淑妻の火遊びから… 5

[Res: 5365] 第5話 沈粕男 投稿日:2008/11/28 (金) 20:45
「千絵子さん…ああ…千絵子さん…」
アパートの一室で呟きながら自慰に耽る達雄…女性経験が無く日頃から、ほのかに年上の女性に興味を示していた達雄は、昼間の肉感的な千絵子の身体…またその身体が漂わせる美熟女のフェロモンに悩殺されていた…達雄の想像の中では千絵子が淫らな姿を披露している…
「千絵子さん…う…う…」
一人で果てる達雄…
(今頃千絵子さん…旦那さんと俺が想像してたようなこと…してるんだろな…ああ…)
射精を終えると何か切なさを覚える達雄…完全に千絵子に惚れてしまった様子だ…
そして同じ日の夜更け…
(さっき達雄君のこと話したら、あの人嫉妬してたわ、うふ、あの人って嫉妬した日は凄いのよね…やだ私ったら…)
゛やきもち妬きの夫はこんな夜は抱いてくれるだろう゛そんな女盛りの千絵子の期待が伺える…風呂から上がり、夫のために念入りにショーツを選ぶ千絵子…
(これならあの人、喜んでくれるわね…)
赤い透け気味の過激なショーツを纏う千絵子…上はTシャツだけを着て寝室に向かう…千絵子の豊かな乳房がTシャツの胸部の盛り上げる…また歩き出すとノーブラのためか厭らしく乳首を浮かせながら揺れていた…
「ねえ…あなた…」
何か甘えたような声を出し寝室に入る千絵子…だが…ベッドの上で千絵子の立つ方に背を向け鼾をかく夫がいた…
(もう何よ…こんな夜でもあなたは…)
夫に肩透かしを食らう形となった千絵子…゛今夜こそ夫は私を抱いてくれる゛という期待を裏切った夫に対し不満を募らせる千絵子が居た…
数日後…
「あら達雄君じゃない」
いつものスーパーマーケットで達雄を見掛けた千絵子。
「あ、こんにちは…千絵子さん…」
千絵子に声を掛けられ、どこかバツの悪そうな達雄…何か惚れているうえに、自慰の対象にしている千絵子に達雄は気まずさを感じていた…
「あら今日は大学は終わりなの?早いわね」
そんな達雄の感情に構うことなく、千絵子は続ける。
「はい、今日は一限で終わりなんで…」
千絵子に対し照れを見せながら答える達雄。
「そう、あら何お昼そんなもので済ますつもり?」
達雄のレトルトの食品が入るカゴを見る千絵子…そして…
「そうだ、家にお出でよ、私が何か作ってあげるから」
達雄の腕に手を掛け何か強引な感じに、昼食を誘う千絵子…あくまでも達雄には゛男゛を感じていないためか、簡単に誘う千絵子だが…心の奥底の゛夫に対する欲求不満゛が…そういう行動に導いていた…

  1. 2013/02/17(日) 19:11:35|
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貞淑妻の火遊びから… 4

[Res: 5365] 第4話 沈粕男 投稿日:2008/11/27 (木) 22:06
”最近あまり夫が構ってくれない”そんなことからか、こんな夫よりずっと若い青年が自分を”女性”として変な目で見ないだろうという意識の千絵子…だからか、
(うわー胸の谷間見えてる…)
そんな青年の胸元へのドキドキした視線も気にせず、運転をしている…
「あの…僕のアパートもう近いんでここで…」
車という密室の中で、何か”艶っぽい大人の魅力”を醸し出す千絵子の雰囲気に耐えられないような感じで青年が切り出す。
「えーまだここからじゃ遠いでしょ、もう少し近くまで送るわよ」
「えっ…でも…」
「もう、遠慮しなくていいのよ」
自分の魅力が惑わしている青年の感情に、どこか鈍感な千絵子…
「そういえばお互い名前言ってなかったわね、私、黒川千絵子っていうの、あなたは?」
「はい…俺…下村達雄っていいます…奥さん…」
もう何か千絵子の魅力に悩殺されているような青年…
「達雄君っていうんだ、出身はどこなの?」
「はい…××市です…奥さん…」
気軽に話す千絵子と、緊張気味に話す達雄の様子が何か反比例しているようで滑稽だ…
「もう…その”奥さん”って言うのやめてよ、何か変よ、千絵子さんって呼んで欲しいな」
「あ…すみません…その…千絵子さん指輪してるし…その…何か馴れ馴れしい感じみたいだし…」
「達雄君って変なこと気にするのね、でも何かそういうところカワイイね」
「えっ…」
この”何かそういうところカワイイね”という千絵子にとって何気ない言葉が、益々達雄を魅了していく…そんなことに構わず…
「このアパートかな?」
千絵子は車を進ませる…
「その隣のです…ありがとうございます…」
千絵子の達雄のアパートの前で車が止まる。
「私の方こそありがとね達雄君、また会ったら声かけてね」
降りる達雄に千絵子は言葉をかけ車を発進させた。
(千絵子さんか…素敵な女性だな…)
すっかり千絵子の魅力に嵌った達雄は、見えなくなるまで千絵子の車を見送っていた…
その夜…
「今日はスーパーで大変だったわ」
帰宅した夫に千絵子は切り出す。
「何だ、また徳田さんに会ったのか…」
仕事の疲れからか何か投げやりな感じの夫。
「違うわよ、カートひっくり返しちゃって…」
「まったくドジだなあ」
「ふん、でも親切な若い男の子が手伝ってくれて助かったわ…それでね、その子何かカワイイの」
千絵子の達雄を意識した言葉に、夫の顔色が変わる…
「へえ、でもそいつ千絵子みたいなオバサンなんか相手にしないよ」
夫の言葉に嫉妬が表れていた…
「どうかな?その子車で送ったけど何か私に緊張してたわよ、ひょっとしたら私と二人きりだからドキドキしてたりして…」
「二人で車に乗ったのか?どういうことだ千絵子!」
千絵子の何気ない言葉が”ヤキモチ妬き”の夫の声を大きくした…どうも夫にとって初老の徳田と違い、若い達雄は嫉妬の対象になっている様子だ…
「あら、あなた妬いてるんだ…」
夫の”ヤキモチ妬き”な性格を知っている千絵子は夫の声に動じず、おどけた感じで続ける…
「また会ったら彼…私を誘ってくるかも…ああ…どうしようかな?」
「そんなの許さないぞ千絵子…早くメシにしてくれ」
調子に乗ったような千絵子の言葉に、どこか不貞腐れる夫…
「もう冗談よ」
実際この時は達雄に対しては”男”を意識せず、あくまでも夫だけを想う貞淑な千絵子…"最近あまり構ってくれない"夫の嫉妬する姿に、何か安堵を感じ食事の支度を始める。
だが…その頃…
「ああ…千絵子さん…」
アパートの一室で千絵子の”女”を意識した…昼間目にした千絵子の”豊かな胸元”と”突き出された尻”を思い浮かべる…達雄が居た…
  1. 2013/02/17(日) 15:23:45|
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貞淑妻の火遊びから… 3

[Res: 5365] 第3話 沈粕男 投稿日:2008/11/26 (水) 23:34
いつものスーパーマーケットで買い物を済ませた千絵子、カートを押しながら駐車場へ向かっている。
(ちょっと買い過ぎたかしら…重いわ)
駐車場での段差を上手く乗り越えられず、カートを押すのに戸惑う千絵子。
「きゃっ」
カートがひっくり返り、買った品物がアスファルトに広がってしまう…
(大変…)
屈んで拾おうとする千絵子に…
「大丈夫ですか?手伝います」
一人の青年が品物を拾い始めた。
「すみません…」
屈みながら品物を拾う千絵子…必死なのか、時折開いた胸元がその青年の方に向いたり…尻を突き出す形になっていた…
「これで大丈夫ですね、では失礼します…」
「ありがとう、助かったわ」
この時千絵子は初めて青年の顔を見た…どこか垢抜けないが、巷にいう゛微妙にいい男゛的な顔立ち、そして体格は中肉中背という感じの青年であった。
「待って」
買い物袋をさげ歩いて道路に向かう青年を、千絵子は呼び止める。
「もし歩いて来てるんだったら、送るわよ」
「えっ、そんな…いいのですか?」
「遠慮しないで、手伝ってくれたお礼よ、乗って乗って」
千絵子は青年に近寄り腕を掴み車の方へ導く…この時、青年の顔には若干の困惑な様子が伺えた…だが、決して青年は嫌だった訳ではない…千絵子と青年との間に車に同乗することに対し温度差が存在していた…
つまり…千絵子にとっては息子くらい離れた年齢の゛男の子゛を、お礼がてら車で送るという感情であったが…それに対し青年の方は、千絵子の実年齢より若く見える外見や、先程品物を拾っている時に目にしてしまった千絵子の胸元や突出された尻から、何か千絵子に゛女性゛を意識する感情を抱いていた…
「どっちに行けばいいのかな?」
ハンドルを握る千絵子…二人の温度差にお構いなく車は動いていく…
「あの…○○駅の近くのアパートなんです…」
何か青年の口調がぎこちない…無理もない…どこか初な感じのこの青年にとって、身体のラインが浮き出るような衣服を纏い゛大人の女性゛的な魅力を漂わせる千絵子と二人きりで車に乗っていることは刺激的なことであった…
「その辺のアパートに住んでいるってことは、あなた△△大学の学生さんなの?」
そんな初な青年の感情に関係なく、千絵子は会話を続けている…
「はい、今二回生です、そこで一人で住んでます」
「そう、だから自炊するためにスーパーで買い物してたんだ、偉いわね」
相変わらず青年を、どこか子供扱いする千絵子…
  1. 2013/02/17(日) 10:45:57|
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貞淑妻の火遊びから… 2

[Res: 5365] 第2話 沈粕男 投稿日:2008/11/26 (水) 22:43
「こんにちは、奥さん」
その視線の主は、隣りに住む徳田のものであった。
「こんにちは…」
どこか浮かない様子の千絵子…
(何かこの人の私を見る目って厭らしいのよね…)
千絵子は日頃から徳田に対し嫌悪感を抱いていた…ただ徳田の亡くなった妻には、この街に引っ越してきた頃から千絵子は大変世話になっていた…徳田の亡き妻のお陰で、知り合いの居なかったこの街に馴染めたようなものだ…そんなこともある為、無視したいくらいの゛生理的に合わない゛男でも無下にすることは出来なかった。
「いつ見ても奥さんは綺麗だよね、黒川さんが羨ましいよ、ははは」
話しながら徳田の視線は千絵子の胸元に注がれていた…
(もう…私がその厭しい視線に気付かないとでも思ってるのかしら…本当気持ち悪い…)
そんな内心とは裏腹に、徳田に対し愛想笑いして千絵子は…
「そんな私なんか、徳田さん、まだ買う物があるんで…」
そそくさと徳田から離れていく…
(わあ…あの人まだ私の方見てる…まったく…亡くなられた奥さん…よくあんな人と…)
立ち去る千絵子の後ろ姿に舐めるような視線を送る徳田…千絵子はその視線を痛いくらい感じていた…
その夜、子供達も寝静まり帰宅した夫に千絵子は話かける。
「今日スーパーで、お隣りの徳田さんに会って何か最悪…」
「何があったんだ?」
千絵子の話に夫が耳を傾ける。
「あの人…私の胸とか腰とか厭らしい目で見るのよ、気持ち悪いわ」
「ははは、千絵子前もそんなこと言ってたじゃないか、若い娘じゃあるまいし自意識過剰なんじゃないか」
千絵子の言葉に嘲笑うかのような夫…夫にしても引っ越して来てから徳田には世話になっていた…要するに夫は千絵子と違い、徳田に対して悪い印象は持っていなかったからこんな感じの言葉が出る…
「まあ徳田さんも奥さん亡くなって溜まってんのかね、千絵子をそんな風に見てるなんて…むしろ40過ぎてるお前には光栄なことじゃないか、ははは」
千絵子の魅力を否定するかのような言葉を交え続ける夫に、
(私って…やっぱ…あのくらいの年齢の男の人しか相手にしないような゛オバン゛ってこと…)
最近、夫との営みが減っていたこともあり、この夫の言葉が千絵子に゛女としての魅力が無い゛という負の思いを抱かせてしまった…
その夜から千絵子は何か憂鬱な気分になっていた…だが数日後、その気分を晴らしてくれる出来事が起こった…

  1. 2013/02/17(日) 05:13:26|
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貞淑妻の火遊びから…

[5365] 貞淑妻の火遊びから…① 沈粕男 投稿日:2008/11/26 (水) 17:28
~はじめに~

前作の『混浴露天風呂での目覚め』にてコメント頂いた方ありがとうござました。
皆様賞賛のコメントばかりで光栄でした。
今作品はそのコメントを頂いた中の黒川さんの奥様の千絵子さんを、私の妄想で淫らにしていきたいと思います…
ちなみに千絵子さんの画像が妻自慢1にあります…
では書かせていただきます。
[Res: 5365] 第1話 沈粕男 投稿日:2008/11/26 (水) 19:07
とある都市の郊外の閑静な住宅街…
この街に或る貞淑な人妻が住んでいる…黒川千絵子41歳…
ひとつ年上の夫とは、中学時代にバスケットを通じて出会う…その翌年、夫の通う高校に入学し同じ体育館でお互いバスケットに励んだ…やがて二人は彼氏彼女の仲になり幾年かの交際を経て結婚…二人の子供に恵まれ、現在は一戸建てを所有し幸せな生活を送っている…
こんな何不自由の無い暮らしの千絵子だが心の中に不満が潜在していた…
「ねえ…あなた…」
「ごめん千絵子、疲れてるんだ」
夜のベッドにて手を掛けた夫が背を向ける…こんな場面が最近増えているのだ…
四十路を迎えた二人…夫は衰える性欲と増える責任からによる仕事のストレスから、千絵子との夫婦の営みを拒み気味であった…それに対し何か年が増す度に千絵子の性欲は、どこか上昇気味になってくる…千絵子にとって男といえば夫しか知らない…その夫との愛をより深めていきたい…そんな心に長い年月をかけて覚えた゛女の悦び゛が後押しして、四十路を迎え千絵子は夫に求めることが多くなってきていた…
だが、そんな千絵子に連れない態度をとる夫…゛女盛り゛な千絵子の心の中に不満が潜在しても無理もない…
そんな千絵子が或る日の午後スーパーマーケットに買い物に出かける…
白い肌を持ち、八頭身で出る所は出ているというスタイル…顔も小顔で、四十路には見えないような可愛い顔立ち…黒く綺麗なセミロングの髪…
そんなスーパーマーケットで買い物する千絵子の姿は女性にしては長身であるせいでもあるが、他の買い物をする主婦の中で際立っていいた…内面は貞淑な妻であるが、バスケットで鍛えた身体に自信があるのか千絵子が身に纏う物は胸が開いた服…そして身体のラインが浮き出るような密着したパンツやスカートが多い…この日も胸が開き気味の服に、ピッタリとしたローライズのジーンズという格好の千絵子…チラリと覗く胸の谷間や浮び上がる丸い尻のラインが、゛美熟女のフェロモン゛を漂わせていた…
その商品を手に取り買い物する千絵子に、一人の初老の男の何か厭らしい視線が向かう…
  1. 2013/02/16(土) 19:23:10|
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接待 6

[5347] 接待 6 三重苦亭主 投稿日:2008/11/24 (月) 19:37
私はロビーで2人を待っていました。2人は風呂で汗を流していますから、結構待ちました。
その間、私はザーメンで汚したブリーフを履き替え、それはゴミ箱に捨てました。
私は社長の前で泣き、妻の姿を見てパンツ内で射精ました情けない男です。
待つ間、愛人らしき美しい女性を同伴した老人を見ました。見るからにスケベそうな老人。
2人のセックスを妄想してしまう私。悲しい…

2人が来ました。2人は風呂で汗を流し爽やかな表情。
「健二さんお待たせ…お風呂入らなかったの?」
「うん…」
「僕ちゃんは子供みたいなチンチンを、私に見られたくなかったんだろ。なあ久美」
「はあ…社長の見たら…とても」
社長は笑い、妻は呆れた顔をしていました。

社長の車までバックを運び辛い一日がようやく終わる…筈でしたが…
「久美、この後ホテルに行かないか?」
「社長…なんて元気なんですか。さっきも出したじゃないですか」
「なあにまだまだ。ほら触ってみなさい」
妻の手を自分の股間に…
「ああっ凄い…大きくて…凄く硬い…でもすみません、さすがに今日は無理です。子供を迎えにいかなければならいし…他にも用事が」
「なら私の車の中で今からしよう。なるべく早く終わらせる」
「健二さん…車で待っていて下さい。私のゴルフバックお願いします」
「ああ…分かったよ」
2人は車に乗り、駐車場の端に移動しました。

私は自分と妻のバックを積み込み、社長の黒い高級車の近くに駐車。
自慢のニ○ンの一眼を取り出しズームしてみる。後部座席で裸の妻が上下しています。
社長は妻の乳房を夢中で揉み、下から巨根で突き上げてる。妻は凄く感じて声を出してるようだ。
小さな口を大きく開き、上を向いて感じてる姿がレンズ越しに。
動きが激しくなった。妻の身体が上下にガクガク揺れてる。社長が逝ったようだ。
2人は暫し抱き合ったままキス。費やした時間は一時間近くでした。

妻が服を着て髪型を整えて車外へ。一礼すると社長の車は立ち去りました。
私は窓を開けて妻を呼ぶ。
「お待たせしました…時間は大丈夫?」
妻はストッキングを履く。微かに見える赤いパンティがエロかった。
「実家には連絡入れておいたよ」
「健二さんここから見ていたの?」
「見ていないよ。見たくても僕は目があまり良くないから無理だよ」

帰りの車中は重い空気に包まれていました。妻は明かに不快な様子。勿論僕もです。
「さっきも中出し許したの?久美さ、妊娠は大丈夫なのか?」
「…ええ許しました…私だって馬鹿じゃないです。ピル飲んでます。黙っていたのは謝ります…健二さんだって…辛いのは分かりますが、今日みたいに泣くのは止めて下さい。あまりに情けないです」
「だって…泣きたくもなるさ…中出しもだけど、久美が気持ち良さそうな顔してるしさ」
「今は社長とするのが私の重要な仕事です。これは接待なの。嫌々ばかりじゃ務まらないでしょ…」
私達は実家到着まで、グチグチ言い合ってました。

到着間際、妻はコンビニに入りたいと言い出した。実家にお菓子を買う為だと。
別にも理由が。中出しされた社長のザーメンが漏れ、パンティを濡らして妻は不快だったのです。

私の母親は久美を見て何度も言いました。
「久美さん、最近随分綺麗になったわね。スタイルも抜群だわ」
「お義母さん…そんな事ないですって」
妻は困惑した顔で母親と話す。この時の母親は何かを感じていました。妻は昨晩からつい先程まで、社長の巨根を咥えたり、激しくぶち込まれたりしていたのですから。

この日の出来事、夫婦愛に大きな影響を与えたのは事実。翌日には機嫌を取り戻した妻でしたが…

  1. 2013/02/16(土) 15:55:53|
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接待 5

[5316] 接待 5 三重苦亭主 投稿日:2008/11/22 (土) 20:02
私は社長とようやく会えるが、妻を提供してからもう3ヶ月。それは3人でゴルフでした。
私が下手なので、キャディのいないパブリックコース。乗用カートでのプレイとなった。
子供は前日から私の母親に預けておいた。なぜなら妻は社長と初の外泊だったもので。
事情を知らない母親は大喜びだが、今後回数は増えそうな予感。
家庭での妻は以前となんら変わらない。妻が社長とセックスしていても夫婦の絆は壊れない。
夫婦生活は手コキのみ。でも私はそれだけでも嬉しかった。
私達の夫婦愛は凄いな…などと勝手に思っていましたが…

当日2人はラブホテルから直行となりました。前日2人は食事とお酒を飲んだようです。
社長は品の無い、まるでヤクザみたいな服装。妻は赤いミニスカートに白のポロシャツ。
社長は相変わらず私を余り相手にしていない。朝の挨拶も無反応でした。

スタートしました。さすがはシングルの2人。全く無駄の無いスムーズなプレイ。
それに引き換え私は、カートにも乗れず、クラブ片手にコースを走り回っていました。

ふとカートを見ると…2人は濃厚なキス。妻のポロシャツは捲られ、ブラは外された。
快晴のゴルフ場で妻の小振りな乳房は露にされ、社長に激しく揉まれてる。
揉みながら乳首も同時に攻める。妻の乳首は直に反応し大きくなった。
それにしてもなんという濃厚なキス…私とはしたことがないキス。悔しいです。
汚い顔で臭い口の社長。2人は激しく舌を絡めてます。
私が側に居ても社長はお構いなし。妻は嫌そうにはしているが、素直に応じている。

「僕ちゃん!いつまでやってる!ボケッ!もうギブアップだろが!数も数えられないのか」
硬くなった乳首をギュウギュウ弄られ、妻は身体をくねらせ喘いでいる。

「健二さん…頑張って」
ノーブラで、乳首をツンッと浮き出せた妻が、グリーン上で私に声をかけてくれる。

次のホールは池超え。下手で非力な私は何発も池に入れた。ようやく池を越えた…
ああっ…カートを見ると…
妻のポロシャツとスカートは捲られている。既にパンティも取られていました。
妻は細い片足を手摺に乗せ、社長に思い切りオマンコを攻められていた。
私がカートにクラブを取りに行く。クチャクチャと妻の濡れたオマンコから音がする。
「ああ…社長…恥しい…嫌」
「僕ちゃんにマンコの音が聞こえているぞ」

初めて見る2人の交わり。覚悟はしていましたが想像以上の衝撃。私の心臓は今にも破裂しそう。
妻の濡れたオマンコ…私とでは全く濡れなっているが、社長とはびしょ濡れ。
足元がフラフラの妻。まともなゴルフは無理。ショットに冴えは無い。

「僕ちゃん!後が詰まるぞ!早く来い」
急いでカートに走る。妻の頭が社長の股間で上下している。フェラチオしていました。
オマンコは弄られビショビショで椅子まで濡らす。乳首はピンピンに尖がっていた。
妻の口が裂ける?初めて見る社長のチンポは噂以上、私の想像以上の巨根でした。

「僕ちゃん、私のチンポ見た感想は?女房がしゃぶる姿の感想は?」
「社長の…大き過ぎですよ…太過ぎです」
私よりどれ位大きい?全く比較にならない違い。違いすぎる、私のはお子様サイズです。
「そうだろ、そうだろ。僕ちゃんのはとっても小さいんだってな。久美がよく馬鹿にしているぞ」
「はあ…久美が…おっしゃるとうりなんです」
「健二さん…堪えて」
「こらっ久美!勝手なことするな!」
「すみません社長…」

妻はビクッとして必死に真っ黒の巨根を頬張る。妻の激しくしゃぶる音を聞きながら次のホール。
社長はナイスショット。次は妻の番。ティーアップして打とうとしている。
「久美!待て待て…」
「社長…嫌…」
社長は妻の所に行き、スカートとポロシャツを捲り上げた。勿論隣のホールには人がいます。
妻は社長に指示で、乳房と下半身を露出したまま打った。

社長が離れてる時、妻と会話した。
「久美、社長…酷いよね」
「ええ、何時もことです。仕方ないです。社長の虐め酷いけど…我慢してね」
「うん…久美、昨晩も社長と沢山したんだよね」
「ええ勿論です。朝までしてました…とにかく強くて、呆れる程強くて…」

昼食、レストランで好奇の視線を集める妻。ハッキリと透けた乳首では仕方ない。
「あの女…ノーブラだぜ」
「あんな美人がね…本当にスゲーな。淫乱な女っているんだな…」
回りからはヒソヒソ声が聞こえてくる。

社長は何かを取り出す。ピンクローターでした。妻の表情が険しくなった。
「社長…今、それは御勘弁を…」
「久美、マンコに入れろ」
妻は冷えたビールを一口飲み、それを受け取る。好奇な視線が向けられる中、妻はローターを濡れてるであろうオマンコに入れました。

「入ったか?久美のいやらしいマンコは今も濡れてるだろ」
「入りました…私…濡れてます」
社長はスイッチを入れる。妻の身体がビクッとしました。ブーンと音が聞こえる。
「…社長…駄目です…御簡勘弁を」

可哀想に…妻は必死に堪えていました。スイッチが入る度、必死に堪えていました。
情けない私は社長に文句も言えず、ただ黙って見ているのみ。
妻の姿を見て、私の包茎のチンポは我慢汁垂れ流し。パンツはヌルヌルしています。
「僕ちゃん、久美は私と一緒の時はマンコから汁出っ放しなんだよ。イイ顔してるだろ」

食事が終わり、10番ホールで妻はローターから開放されました。
ローターはヌルヌルで、透明な妻の愛液が滴っていました。
数ホールが過ぎました。私はとうとう見てしまう。それは妻に社長の巨根が入るところをです。
私はカートの運転席に座り、移動させようとしていました。
「久美、マンコに入れろ」
私が驚いて振り向くと、妻は赤いスカートを躊躇せず捲り上げました。
私の目の前に妻の綺麗な尻。甘い香り漂う。
妻は社長に跨ると、細い手で巨根を握り、自ら濡れたオマンコに導き狙いを定めた。
そしてゆっくり腰を下ろす…無防備な黒い巨根が妻に刺さる。 

「ハアアアッ…社長…英二さん…アウッ…奥まで入りました」
「社長~こんなとこでまずいです。ああっ…それに…ゴム付けてないじゃないですか」
「僕ちゃんさ、私は避妊なんてしないさ。何時も生!中出し主義。うはははっ」

妻は腰を上下させる。グチュグチュと音がして愛液がオマンコから溢れる。
「健二さん…嘘ついていて御免なさい…社長…英二さんとは最初から生でしていました」
「おお…久美、締めてくれるな。そうだよそうだよ、イイマンコだ」
妻はポロシャツまで自ら捲る。社長に乳首を吸ってもらう為。
「僕ちゃん、久美のマンコは素晴らしい。名器と言える。私は毎日でもしたい」
私はボロボロと涙を零していました。それと同時にパンツ内で射精…情け無い男です。

「僕ちゃんさ、辛いだろうが泣くな。世の中の厳しさ知ったのさ。涙拭いて早く動かせよ。僕チャンのように弱くて駄目な男は仕方ないのだよ」
「ううっううっ…酷いですよ…社長」
「健二さん…仕方ないの…お願い…泣くのは止めて」

辛いラウンドが終わった…社長はコース内で妻に中出しした。気持ち良さそうに射精していました。
妻は嫌がるどころか、間違いなく感じていました。
必死で堪えていましたが、鈍い私も充分分かりました。妻は何度も絶頂を迎えていた。
社長と風呂で会うのが嫌で、私は先にロビーで待っていました。
  1. 2013/02/16(土) 10:16:41|
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接待 4

[5279] 接待 4 三重苦亭主 投稿日:2008/11/21 (金) 22:33
私は宮崎社長に面会をお願いした。今後の事について話したかった。
だが社長は私とは会ってはくれなかった。その間、妻は沢山抱かれてしまいました。
数えてはいましたが忘れてしまう位。昨晩も抱かれた妻は目の前で雑誌を見ている。
私は酔っていました。最近ストレスで酒の量が増えていました。

「久美、宮崎社長とはもう何回会ったのかな」
「えっ何?突然…手帳には書いてありますけど…」
「教えて。短い期間だけど、もう沢山会ったなってさ…それだけ社長とエッチしたんだなって」
妻はバックから手帳を出して数えた。
「えーと…数えてみると凄いですね。健二さん、もう30回超えてます。32回です」
妻の見ている雑誌、派手な下着を選んでいたのだった。
「下着選んでるの?それさ、エッチだな…」
「宮崎社長の為、要望なら仕方ないでしょ。どうせ直脱がされてしまうのにね…」
「社長とのエッチはどうなのかな。噂も聞いたよ。やっぱり僕と違うんだよね」

妻は卑猥な下着を選びながら私と喋る。風呂上りの妻はピンクのタンクトップに白のパンティ姿。
ビールを取りに行く際妻の胸元を覗き込む。小振りな胸が見えた。

「噂って…エッチの事?」
「そうそう。あと…アレが凄くでかいんだよね」
「嫌だわ恥しい…健二さんたら酔ってる。もうビール止めたら?」
私はビールをクビッと飲み、妻の顔を見る。妻の顔が紅くなっていた。
「事実なんだよね。僕は御存知のように…アレさ超小さいから…社長に嫉妬してる」

妻はクスっと困った顔で笑った。
「酔払い!確かに健二さんは小さいけど、そんな事どうでもいいじゃないですか」
妻はソファーに座る私の隣に来て、パジャマのズボンの中に手を入れた。
「私達随分してないものね…」
妻は指先で私の包茎チンポを摘み、シコシコしてくれる。私は下半身裸になりました。

私の包茎チンポは期待で勃起していて、我慢汁で先がヌルヌルしていました。
妻はテッシュ片手に我慢汁を拭きながら手でしてくれる。
「ああ…久美、気持ち良いよ…もう少しゆっくりして…出てしまう…」

久し振りの妻の手コキ。以前、生理の時とか風呂でよくしてもらった。
「ええっ早すぎる…じゃあこれ位なら。どう?気持ちイイ?」
妻は動きを遅くしてくれ私の様子を見る。

「ああっ良いよ~最高…久美、久し振りだしさ、口でしてくれよ」
「…それは駄目なの。社長に言われているの、健二さんとは駄目って」
「そんな…じゃあアソコにも?」
「そう。それも駄目って言われている」
「黙っていれば分からないって、頼むよ僕達夫婦だよ」
「御免なさい、約束は守らないと…それなら私裸になるね。でも舐めないでね、それも約束」
「じゃあさ、僕は見るだけ?触るだけ?」
「お願い、健二さん我慢して…」

妻は私の前で裸になった。以前にも増して素晴らしく綺麗な裸体だった。
「ああ…久美、綺麗だ。社長が憎い…羨ましい」
「まだ綺麗かな私?」
「ああ凄く綺麗だよ…前より綺麗で色気が増したよ」

妻は綺麗と言われ、やはり嬉しそう。私の前でターンして全身を見せてくれた。
妻の前なので我慢しているが、猛烈にオナニーしたい。
「私…最近お尻と胸がが少し大きくなったの。社長はエッチ沢山してるから、ホルモンの働きが良くなるからだって言うの。でもエッチは嫌々してるし、相手は凄く嫌な人なんだけどね…変なの」
「本当に社長とは嫌々?信じても良いんだよね」
「えっ、ええ勿論です。あんなエロオジサン、普通嫌に決まってます」

妻はまた隣に座り私の包茎チンポを指先で上下する。私は妻の乳房を触る。小振りながら張りのある感触と乳首の硬さ良い。
「痛いの、もっと優しく触れて…」
「御免…つい興奮して」
私はオマンコに触れたい。妻が察してくれ、触り易いように股を大きく開いてくれる。
「御免なさいね。指は入れないで下さい。大事な所…優しくね…」
そこは全く濡れていなかった。
「久美のここに…社長の長くて太いチンチンが入ってるんだね…ズボズボと」
「そんな言い方しないで…健二さん!痛い…もっと優しく…駄目よ」

妻の摘んだ指の動きは早くなり、私はほんの一瞬で射精しました。
皮の先から染み出るザーメン。妻がテッシュで拭き取りトイレに捨てに行った。
美しい後姿。細い腰に綺麗な尻。極細の足首。

「さあ健二さん、寝ましょう」
妻はパンティとタンクトップを拾い上げ、裸で2階に消えました。
  1. 2013/02/16(土) 05:16:58|
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接待 3

[5248] 接待 3 三重苦亭主 投稿日:2008/11/19 (水) 23:44
私は妻と社長が交わる姿を想像していた。妻のオマンコを舐める社長。恐ろしく鳥肌が立つ。
その時、社長の噂を思い出した。確か…滅茶苦茶女に強いとか…
仲の良い同業の社長に電話で聞いてみた。彼は宮崎社長と飲み仲間でもある。

「宮崎社長?女遊びとか?何で急にそんな事聞くのさ」
「今度接待しないと…」
「接待嫌いな君がかい。美人な奥さん抱かせれば社長喜ぶよ。ああ…冗談冗談、御免御免」
「酷いよ~そんな事より社長はどうなのかな?」
「あの人凄いよ。超が付く絶倫。チンポデカイしさ。巨根巨根。俺、平均サイズなんだけど倍以上はあるんじゃないか?あれじゃ女が大変なんだよ狂わされる。そんなのさ、皆知ってるぜ」
「ええっそうなんだ…じゃあ接待するにも相手考えないと」
「そうだな。噂だけど、変態なプレイも好きらしい。そういう店に行くのもありかな」

妻が心配で身体が震えてきた。心配する子供を寝かせたが、妻はまだ帰ってこない。
洗濯籠に入れた妻の下着を手に取る。初めて感じる変な気分。

妻は深夜タクシーで帰ってきました。玄関で妻と抱き合った。妻は泣いていました。
「社長としちゃった…私、パパの会社、どうしても守りたかったから」
「御免な僕が力不足で。社長とはどうだった?」
「恐ろしいの、聞かないで…鳥肌が立つの。ドスケベで最低な人…」
妻は子供が心配で二階に。私は妻が入浴してる最中、疲れが酷く寝てしまった。

社長のお誘いは3日後。またゴルフでした。子供とほぼ同時に家を出て行きました。
「帰りはまた遅くなるかもしれませんが、お願いします」
午後2時、プレイを終えた妻からのメール。
「健二さん、今終わりました。意地悪され酷いゴルフでした。辛いです…これからまた社長とホテルに行きます。憂鬱です。貴方も頑張って下さいね。また夕飯お願いします」
私は返信した。
「久美。本当にすまないね。言いにくい事だけど、避妊はちゃんとしてもらって下さい」
1時間くらいして返事が来た。
「はい、大丈夫です。社長はゴム持参してますのでそれを使っています。今ホテルでシャワー浴びるとこです。嫌だな…でも頑張ります」

妻の帰宅は夜11時。ホテル帰りと分かる強いソープの香りとタバコの匂い。
入浴で妻が脱衣所で裸になる。私は狙って歯を磨く為に脱衣所へと。
下着姿の妻がいました。私に背を向け素っ裸に。細い腰やお尻には無数の手形。
「久美…久美…すまない…あんな社長の相手させてしまって」
裸の妻を背後から抱きしめた。乳首の硬さにショックを受ける。
妻は振り向き私とキスをしてくれた。社長のせいでタバコ臭い妻の口だった。
私は妻のオマンコ触れようとしたが、濡れたヘアーの辺りで制止されました。
「お願い駄目、触らないで。ここ汚いし、昼間から沢山して凄く痛いの…」

浴室に消えた妻。残されたパンティはヌルヌルに濡れていました。
真新しい、妻にしては派手な下着。妻の愛液で濡れた指先。私は匂いを嗅いでしまう。
何とも言えない激しい興奮に包まれ、私の包茎の粗チンが勃起した瞬間でした。
私はトイレに駆け込む。数秒後、情けないチンポからザーメンを垂らしていた私でした。

  1. 2013/02/15(金) 19:38:46|
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接待 2

[5246] 接待 2 三重苦亭主 投稿日:2008/11/19 (水) 22:27
私の携帯が鳴った。妻の状況報告でした。3番ホールまではスコアは同じ。
だが妻は困った声で言う。
「健二さん困ったの、社長がハーフで負けたら下着取ってプレイしろって言うのよ」
宮崎社長、酷い人だ。私は妻に「頼む、頑張ってくれ」と励ました。

私は携帯を握り締め、テーブルでグラスビールを飲む。直に空になりまた注文しました。
まだ決まった訳ではない。だが私は妻が宮崎社長に抱かれる姿を想像してしまう。
妻は正直胸は小さい。B80W57H85だったような気がする。
大柄ででっぷりとした社長が妻の乳首を弄ぶ。私は駄目駄目、と考えないようにした。

6番ホールまで終わり、まだタイスコアだった。妻は社長が何時もより上手だという。
妻に焦りがある。私はそれを感じ不安になった。
二人が9番のフェアウエイを歩いてくる。妻の第二打はバンカーに入った。
社長はドライバーの飛距離が出ていて、第二打はワンピン以内に寄せてバーディーチャンス。
妻のバンカーショットは失敗に終わり、午前のハーフは妻が2打差で負けになった。

二階レストランの二人が上がってきました。落胆する妻と御機嫌の社長。
私も含め3人でテーブルに座る。バイザーを取った妻の表情は暗い。
食事を頼みビールで乾杯となる。
「久美ちゃん残念だったな。最後のホールのセカンド、痛恨のミスだったな」
妻は無言で小さなグラスのビールを飲む。緊張のラウンドで妻のポロシャツは汗で透けていた。
妻は食欲が乏しく、食事は半分以上の残す。社長がそれを軽く平らげた。驚く程の食欲。

食事が終わりレストランを出る。社長は妻に下着を外すように言った。
「社長、お願いします。勘弁して下さい」
社長は私を無視。妻は悔しそうな表情でトイレに入った。

数分後、辺りを見回し妻が出て来た。まだ汗で透けてるポロシャツに乳首が浮き出ている。
社長は妻の下着の匂いを嗅ぎ、白いパンティを見る。
「久美、いい匂いだ。俺の女になったらこんな地味なパンティは駄目だぞ」
社長は私にまだ温かい下着を投げ、妻とコースに向かった。妻は腕組みしたままで。

ノーパンノーブラでのラウンド。勝負は見えていた。妻のスコアはボロボロ。
社長はニタニタ笑いながら私に言う。
「決まったな。悪いが久美は俺の物。お前は仕事頑張れよ」
帰りの車妻の姿は無く、渡された白い下着のみ。

平日だったので、会社裏手の自宅で子供の帰りを待つ。妻がいない事で子供は心配になった。
妻は今社長とラブホテル。妻の携帯は留守電になったままでした。

  1. 2013/02/15(金) 15:44:49|
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接待 1

[5242] 接待 1 三重苦亭主 投稿日:2008/11/19 (水) 20:06
私の名は臼田健二。歳は40。最愛の妻、久美は36歳。結婚して12年目になります。
私は妻の家に婿として入り、他界した義父の経営する工場を引継いだ。
御存知のように今、製造業は大変厳しく、儲けは無いような状態です。

親会社は東○精工といいまして、自動車関連の企業です。我社の売上げは、ほぼ100パーセントを東○精工が占めてる状況。昨年後半から不況を理由に仕事量は減るばかり。
春先には以前の60パーセントにまで減らされました。

義父は東○精工の社長、宮崎英二(58歳)と親交があり、過去不景気でも仕事は順調だった。
私達の結婚の際、仲人も宮崎社長がしてくれた。

妻は宮崎社長と月に何度かは合っていた。会合やゴルフなど。
私は人付き合いが大の苦手で、全て妻に任せていました。
妻の性格の良さ美貌は大変評判で、協力工場の会でも人気者だった。

その日もゴルフ場でプレイしていた妻と宮崎社長。妻は高校は陸上部、大学時代ゴルフ部。
157㌢42㌔のスリムな身体ながら、現在でもシングル。運動音痴の私とは大違い。
やはりシングルの宮崎社長とは、昔からゴルフのライバルでもあった。
妻は子供時代、宮崎社長の子供とも頻繁に遊んでたと聞く。
本来ならゴルフどころじゃないが、妻は接待のつもりで嫌いな宮崎社長ともプレイしていた。
宮崎社長はとにかくスケベで有名。愛人も多数いる。その日も何時ものように妻は口説かれていた。

だがその日の宮崎社長は違った。二人で歩きながら突然だった。
我社への仕事量を更に減らす。嫌なら俺の愛人になれ。そうすれば悪いようにはしない。
宮崎社長はニタニタと怪しく笑いながら、妻に言ったそうだ。
私は妻にその事を聞いた。だが私の能力ではどうすることもできない。
妻は8歳の息子がいるので、涙は堪えていました。

宮崎社長は悩む妻に、ゴルフでのニギリを持ちかけてきた。勝負して妻が勝てば、仕事量を減らすのは取りあえずは延期してくれるとのこと。負ければ愛人にされてしまう。
お互いハンディは無し。通常であれば妻のスコアが良い。妻はその誘いに乗ってみることにした。
妻は前日も軽く練習し、ストレッチして早く寝た。私はただ妻の姿を眺めるだけだった。

当日は快晴。夏のような日差し。社長は何故か妻にスカートでのプレイを要求した。
キャディは付けず二人で。同行した私は宮崎社長に挨拶したが、ほぼ無視に近い扱いだった。
私はクラブハウスで待機。二人が一番ホールに向かう。妻は白のポロシャツにピンクのスカート。
宮崎社長の要求でスカートの丈。ゴルフウエアーにしてはかなり短い。
宮崎社長はもっと短いのを要求したらしいが。妻は案の定、素振りで丈を気にしている。
今回のコースは距離が長く妻には不利なコース。大丈夫か?
一番のティーショットは無難そうだ。私は祈りながら妻の姿を見ていました。
  1. 2013/02/15(金) 10:36:49|
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妻の復讐(5)

[Res: 5201] 妻の復讐(5) エロロジー推進者 投稿日:2008/11/22 (土) 12:54
続きです。

最後の2枚の写真は,夕里絵の肉体を楽しんでいる最中の写真ではなかったが,今までの写真にも増して沸き上がる嫉妬心,屈辱感を,遙かに凌駕する取って置きの媚薬が添えられていた。

心の中の何処かでは,そういった事を期待していたのだろうが,一人では撮影のしようがないのか性器を弄んでいる行為そのものの写真はなかった。
送られてきた2枚の写真は,夕里絵の下腹部に精液を放出した後の写真と,夕里絵の白い頬にどす黒い性器の先端から垂れる精液を擦り付けるアップの写真だった。

両足の間から撮ったであろう写真には,夕里絵の顔と性器とが写されており,夕里絵の顔はややぼやけてはいるが,目を閉じ横を向いたその寝顔は,はっきり本人であることが分かる。
その体で,男の欲望を満足させたことも知らずに,いつものように眠る夕里絵。
とりわけ美人というわけでもなく何処にでもいるような極普通の女。
決して男を引きつけるようなタイプではないが,自分をしっかりと主張する美しい瞳。
しかし,夕里絵の寝顔は不思議と男の卑猥な心をくすぐり,目を閉じたときに美人と思えるタイプだった。
夕里絵の体にしても,男の目を引きつけてやまないものではなく,女を感じさせる程度である。
その女性らしい曲線を描く夕里絵の下腹部には,男の精液と思われるやや白濁した液体が付着していた。

夕里絵の体に放出された精液を見たことがないわけではない。
子供はもう少ししてからと二人で相談し,避妊具を使用したり,外に出していたからだ。
むろん,顔に出した事など一度も無かった。
まして,夕里絵は今まで夫以外の精液などを見たこともないだろう。
夕里絵にとって夫の射精は,愛する夫の愛撫により体を開き,絶頂を味わう見返りに無意識ではあるが夫の性器を強く締め上げ,自分と同じように夫が喜んだ事の証と考えている節があった。
若気のいたりで,生理中にどうしても抑えが効かず夕里絵の口の中に出したことがあった。夫の精の全てを吸い取った夕里絵は,耳元でごくりと喉を鳴らして夫の精を飲み込んで見せたが,自分だけずるいと言って拗ねた。
夕里絵の下腹部そして頬には,夫以外の男が満足し放出した精液がまき散らされている。
何の反応も示すことはなかったが,数時間前に初めて合った女の秘部を自由に開き,指や目で犯し,臭いをかいで,舐め回して犯し満足した男の証拠がそこにあった。

そして,今まで他の男の接触を拒み,貞操を守り通してきた夕里絵の体が,何処の誰とも分からない男の精液で汚された写真を見て,股間に手を伸ばす哀れな男がここにいた。
愛する夕里絵が本人の知らないうちに無抵抗で犯されたと言う事実。それをこの目で確認し,この数時間に味わった挫折感,屈辱感,嫉妬心が最高潮に達し,さらに今までに味わったことのない興奮により混沌としていたものが,一気に下半身への快楽として集中を始めた。
動かす手が早くなり,何処の誰とも分からない男の精液が付着する夕里絵の頬,うっすらと開かれた唇に向かって熱い精液をほとばしらせた。

しかし,腰が抜けるような快楽は長くは続かなかった。
快楽の頂点からの下降は急激で,しばらくは後悔の念と,情けなさに打ち拉がれた。
精の放出により多少は冷静になれたのか,男から送られて来た写真を見直すと,精液を放出した直後の男の性器が乾いており夕里絵の体内には挿入されなかったことに気がついた。
良かった。
打ち拉がれた心は,このような些細なことであっても,希望を見いだす。
夕里絵の性器が男に快楽をもたらしたことに変わりはなかったが,夕里絵の性器自体が直接与えたものではないことに気がつき,あきらめの中に自分を納得させる口実を探したかった。
もう汚れのない夕里絵ではなくなってしまったが,今さらどうしようもない,あきらめるしかない。
男の送ってよこす写真に,今までにない嫉妬心,屈辱感を感じ,かつそれらに興奮し,快楽として受け取ってしまったのだから。自分を納得させるしかなかった。
また,夕里絵の意志で,肉体の喜びを求めるため体を開いたのではないと言うことだけが救いだった。


その後は,夜明けまで待ってもメールは来なかった。
写真が送り届けられないと言う事実は,男の欲望が満たされたことを示しているのに違いない。
今頃は興奮も冷め,自分の犯した罪に後ろめたさを感じながら後始末をしている事だろう。
『夕里絵は何も知らない。頼むから夕里絵に悟られぬよう後始末だけはちゃんとしてくれよ。』
たわいのない救いだったが,今までにない余裕すら生じていた。

しかし,あの興奮はいったい何だったのだろう。
愛する妻が見知らぬ男に弄ばれ,気が狂いそうになる嫉妬,屈辱を味わったのに,その裏側には今までに経験したことのない快楽が潜んでいようとは。
明るくなった部屋で何度も送られてきた写真を見返す。
顔のない男が,夕里絵の体を弄び楽しんでいる。
何度も何度も,汚れた夕里絵の肉体を見返す。
下半身への精の集中が再び起こるに従って,今までに考えたこともなかったある思いが頭をもたげ始めた。
見知らぬ男に汚された夕里絵の体を早く味わいたい。
  1. 2013/02/15(金) 05:30:54|
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妻の復讐(4)

[Res: 5201] 妻の復讐(4) エロロジー推進者 投稿日:2008/11/19 (水) 20:12

ところで,「夕里絵」という名前に思い入れがあるので,くどい位頻発してすみません。
愛する人の名前に置き換えて読んで下さい。

続きです。


前のメールから1時間はたった頃だろうか。タイトルもなく写真を添付しただけのメールが次々に送られて来た。

パンティのゴムの部分に差し込んだ手。
元々男を誘う気などさらさら無かったのだろう,Tバックやレースで透けているというわけでもなく,極々普通の白を基調とした花柄プリントのパンティ。
そういえば,ブラもお揃いのようだった。今日のために新調したのだろう。普段は,白や薄いブルー系統の下着を好んで着ける夕里絵。
結婚して初めての一人での外泊。何かを吹っ切ろうと冒険をしてみたものの,初めての夜可愛いと褒められた事が余程嬉しかったのか,夫が好む花柄の下着を選んだ夕里絵が愛おしい。
夫に喜んでもらいたいと買った下着。しかしそれが今夫以外の男の手で脱がされようとしている。
手に入れた獲物を前に男は興奮していることだろう。
しかし,この1枚の写真から,一気に脱がすことなく少しずつ陵辱の過程を記録に残そうとしている男の意図が読み取れる。
獲物は無抵抗で,男の意のままである。
これから,夕里絵の他人にはもっとも見られたくない部分を自由に,それこそ舐め回すように見ることが出来るのだ。

膝元まで下げられたパンティ。やはり一気には脱がさないのだ。
遂に男の目の前に下腹部を覆う陰毛が露わになった。
二人で風呂に入っている時でも何故かタオルで体を隠そうとし,このごろおなかがちょっと出てきたからと言い訳する。いつまでたっても陰毛を見られることを恥じらう夕里絵。
最近は水着を着るということもなく,まして他人に見せるということなど考えもしないだろう,陰毛の手入れはしていないはずだ。伸び放題にはなっているが,パンティで押さえられていたためか体に密着しそれほど多いとは感じられない。

陰毛のアップ。足は閉じられたままだ。陰毛に隠れるように佇む包皮を被った淫核。
先ほどとは違い,陰毛は逆立っており,陰毛をかき分け小さな淫核を探り出した形跡がある。
悔しいことに時間はたっぷりある。これから,じっくり開いて見ることが出来るので,少しずつ女体を開いていくつもりなのだろう。
夫以外の男の目には決して晒してはいけない夕里絵の秘肉を覗き込まれるのは時間の問題だった。
こちらの嫉妬心をあおるような男の写真。
しかし,悔しさで心臓の鼓動が早くなっているわけでは無かった。
脱がされていくすべての写真が見たい。
次の写真では何処まで露わにされていくのかという期待と興奮が体中を駆けめぐる。

先ほどまで夕里絵が履いていたパンティの裏側のアップ。
女性器が当たる部分にやや乾いた白い粘液のようなもの,2本の短い陰毛が見える。
直接性器の臭いを嗅ぐことが出来る状態にあっても,男は,温もりの残るパンティを顔に押し当て,性器の当たっていた部分の臭いを確認しただろう。
女が目の前では愛する男にもして欲しくない行為,1日中履いた自分の性器を覆う下着に付着する臭いを男は十分堪能したはずだ。
すでに,間接的にではあるが,夕里絵の味も確認済みであろう。
次こそが,性器を開いた写真か。
見知らぬ男に,パンティを脱がされ,性器を点検される夕里絵。
そのときの夕里絵の顔が見たいと思った。

やはり夕里絵の両足は大きく左右に開かれていた。
露わになる性器。閉じた淫唇。
すでにあきらめの気持ちは無かった。夕里絵の性器が何処かの見知らぬ男に見られていると考えただけで,胸の奥底から何物かがざわざわと湧き出してくるようだった。
男の視線を遮るために存在する陰毛は,男の手で逆立てられ,性器を卑猥に取り囲んでいた。
夕里絵の陰毛は柔らかく,肛門の周りでは薄くなる事を,男の指,目は記憶するだろう。
きっと,今まで関係した女性と比較しているに違いない。
淫唇には,トイレットペーパーのよじれた小さな切れ端が張り付いている。
何も隠すことが出来ず,羞恥を覚えることなく性器を他人に晒す夕里絵。
夫からの一方的な願いとはいえ,意識があれば,たとえ産婦人科の先生といえども,男の前に性器を晒すようなことはしないはずであった。
いったい,どんな男が夕里絵には優しそうな男と写ったのだろう。写真から男の容姿を伺うことは出来なかった。偶然とはいえ,目の前に女体のすべてをさらけ出した女が横たわっている。笑いが止まらないだろう。

片足を曲げさらに足を開かれる夕里絵。足を男の腹が押さえている。その下腹部には堅くそそり立つ陰茎が見える。陰茎の下部には2,3本の白髪が見え,意外と年齢は上なのかも知れない。
【奥さんのあそこは意外と臭いがないんだな。シャワーを使ってないから小便の臭いが残ってる】
のメモ。
夕里絵は,普通の生活でも意外にもビデを使用しない方だ。シャワー式トイレは意外と水道代がかさむかもとたわいもない心配をする。確かに,普通の生活では排泄時に残った臭いを気にすることも無いし,どうこう言われる機会など毛頭無いだろう。
それに受け入れ準備が整わない夕里絵の性器が,男を誘うような淫臭を発しないことを男は知ったろう。

指で淫核の包皮を剥き上げているアップ。
包茎だと言うと,女性にも包茎ってあるのと真面目に聞き返した夕里絵。
包皮を剥き上げ,ようやくピンク色の淫核の先端部分が見える。
普段のセックスでもこんなことはしたことがない。
意識があったらどんな反応をするのだろうか。
イキそうになると,こわばった淫核を包皮の上からはじくだけで喜びの声を上げ膣を収縮させる夕里絵。
包皮を剥き上げ,直接刺激を与えたらどのような反応を示すのだろうか。

二本の指で性器をさらに開くアップ。
画面いっぱいに広がるピンク色をした夕里絵の性器。
実物より大きく,すべてが鮮明に記録されていく。
夕里絵の淫唇は,膣の部分では薄く小さくなっており,子供を産んでいないせいか処女膜の名残のようなものが申し訳程度に膣口を覆う。
初めて見たときからやや黒ずんでいた夕里絵の淫唇は,淫核に向かいその肉厚を増してゆく。しかし,その内部は,表面を覆う皮膚の色からは想像も出来ないような瑞々しい肉色を保っている。
まだ男は,膣口に指も舌も差し込んでいないのだろう。
濡れてはいないが,心なしかピンク色をした秘肉がてらてら光っている。

五本の太い指で肛門から女性器までを広げるアップ。
性器の周りは男の唾液でベトベトになっており,男に強く吸われたのか淫核の先端が包皮より突き出ていた。
男の唾液が垂れたのか,それとも執拗に舐め回されたのか夕里絵のやや黒ずんだ肛門の周りもベトベトとしていた。
唾液で濡らした指を何本入れられたのか。
子宮の位置が下にあるのか,容易に子宮口に指が届く事に男はびっくりしただろう。
膣口にも舌を差し入れられたに違いない。肛門の中まで味を確認されたかもしれない
男に指を抜き差しされながら,淫核を舐め,吸い上げられたのか。
今の夕里絵はどのような刺激を与えても死人のように反応しないのか。
夕里絵の性器は,感じ始めると透明でやや粘り気のある,しょっぱいとも甘いとも感じられる舐めごたえのある愛液を多量に分泌する。
膣口を何度も何度も舐め上げると,夕里絵の性器は多量の愛液を分泌し夫の舌を求めて動き始める。
意識があれば,声を押し殺しながらも,より強い刺激を求め腰を押しつけてくるに違いなかった。

夫以外の男に性器を弄ばれ,快楽の頂点へと追い上げられる夕里絵。
目をじっと閉じ快楽に酔いしれる夕里絵の顔が見たい。
止めようにも止められず断続的に漏れ出る夕里絵の歓喜の声を聞きたい。
夫以外の男に与えられる刺激に夕里絵の肉体はどのような反応を示すのか。知りたい。

自分の為だけにあった夕里絵の肉体の全てが,夫以外のもう一人の男に知られてしまった。
今はただ夕里絵の顔が見たかった。

夕里絵は今どんな夢を見ているのだろう。
  1. 2013/02/14(木) 19:25:03|
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妻の復讐(3)

[Res: 5201] 妻の復讐(3) エロロジー推進者 投稿日:2008/11/17 (月) 21:48

恥ずかしい話ですが,自分で書いて自分で興奮してます。
今日は,仕事中にもかかわらず様々な場面の妄想が膨らみ,頭の中で仕事に関係のない文章が渦巻く状態でした。お仕事をして,わずかですがお金を頂戴している身分。非常にまずい状態だと反省している現在です。

そんなこんなは別として,皆様に楽しんでいただけるのであれば幸いです。
ただし,皆様が期待しているような展開となっているかが気になるところです。
全然別な方向に進んでいたらすみません。

それでは続きです。

ワンピース姿の夕里絵の写真が数枚送られてきた。
しばらくして,男は勝ち誇ったように続けざまにメールを送ってよこした。

ワンピースは脱がされ,ブラとパンティだけの夕里絵。
これから他人に陵辱されることも知らず眠りこける夕里絵。
足を閉じ,手は体の両側に沿って揃えられている写真。
足をやや左右に広げ,手は両腕とも頭の上の方に伸ばされている写真。
夫以外の男に一度も肌を晒したことのない夕里絵。
しかし今は,意識もなく,男の欲望を満たしていることも知らず,男の目に肢体を晒す哀れな夕里絵。
もうどうすることも出来ない。
抵抗すら出来ない夕里絵は,男のなすがままの状態。

次のメールではブラがはずされていた。
男の厳つい指が,乳房の弾力を確かめるように食い込む写真。
乳首のアップ。
乳首をつまむ男の指。
乳首の周りは,男が舐め回した後の唾液で濡れていた。
【まさかこんな事になるんだったら,三脚とビデオを準備するんだったな。片方の手にカメラを持つとなると大変だなこりゃ。】
勝ち誇った男の戯れ言。
【そうそう,シャワー浴びていないから,女の甘い香りでクラクラしそうですよ。それじゃ次のメールでいよいよ。】

男は,自由に夕里絵の肉体を弄び,そのすべてを写真に記録しようとしている。
人形ではあるが,臭いも味もある生身の人妻を手に入れ,玩具のように弄んだ興奮を呼び戻し自慰に耽るため。
何時でも好きな時にまた楽しめるように。
夕里絵の写真をみて自慰をする知らない男。
何度も何度も,繰り返し知らないうちに男の欲望のはけ口になる夕里絵の体。

自分がたった一度だけ浮気した若い女。
結婚前の不安定な精神状態だったから,幸運にも手に入れることが出来たのだろう。
そうでもなければ相手にもされないような未婚の10歳以上年下の女。
若い肢体を目の前にした時,考えたことはやはり写真だった。
行為に没頭するあまりに行為中の写真はなく,行為前後の比較的ソフトな写真であったことが,夕里絵にばれた時に幸いと言えば幸いだった。
若い頃,週刊誌のヌード写真に妄想を膨らまし何度も自慰に耽った時のように,後で若い女との性行為を思い出し自慰に耽ることを考え写真を撮った記憶がよみがえる。
男にも,週刊誌のヌード写真とは違う“実体験“が付随する。
写真を見るだけで,指,舌先の感触,臭い,味すべてが,今,目の前の現実のように思い起こされるだろう。
夕里絵が他人の性処理の道具になる。考えられないことだった。

夕里絵は処女だった。
口では他人に抱かれる等とは言ったものの,結婚して今まで性の対象として夫以外は考えたこともないだろう。
夫から性の喜びを与えられる女。夕里絵はそれで満足する女だった。
夫の雑誌から仕入れたばかりの知識をその肉体に試され,喜びの声を上げる夕里絵。
信頼した夫の前でさえも歓喜の声を上げるのを恥ずかしがる夕里絵。
夫である自分だけが夕里絵の体を自由に出来たはずなのに,今は,他人の欲望のはけ口になろうとしている。
嫉妬ではち切れんばかりになり,マウスを持つ手が震える。

次の写真。
夕里絵の脇の下のアップ。
ホクロが見える。右の脇だ。
シャワーを浴びずに寝入ってしまい処理出来なかったためか,そこここに薄い毛が伸び始まっている。
男は,夕里絵の他人には触れられたくない部分の臭いを楽しんだのだろうか。
1日分の汗を吸収した皮膚の味も。

写真は,男の行った行為の証拠として送られてくる。
しかも,男が夕里絵に対して行った行為の一部であろう。

こうやって写真を見ている今現在,まさに今,男は夕里絵に何をしているんだ。
男の目で,今何処を見られているのか。
男の指で,今何処をまさぐられているのか。
男の鼻で,今何処の臭いを嗅がれているのか。
男の舌で,今何処を舐められているのか。
考えるだけでも胸がはち切れそうになる。
男から送られてくる夕里絵の無防備な写真を見ているうちに,後悔と無念の気持ちを押しのけるように,次の写真を期待する自分がいることに気がついた。
これから,夕里絵はどんな痴態を男の前に晒すのか。
見てみたい。

早く,次の写真を送ってくれ。
今,どんな恥ずかしい格好をさせられているんだ。
今,どんなことをされているんだ。
そして,これから・・・。
下半身の疼きとともに,もう夕里絵を護ろうとする気持ちはどこかへ消え失せていた。
早く,早く。待てない。
  1. 2013/02/14(木) 15:32:00|
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妻の復讐(2)

[Res: 5201] 妻の復讐(2) エロロジー推進者 投稿日:2008/11/16 (日) 09:17
それでは続きです。

電話を握りしめる手は汗でじっとりとしていた。
すぐさま,夕里絵の携帯番号を押す。
誰も出ない。どうなってるんだ。
妻の友人の悪ふざけ?でも男友達はいないはずだ。
俺を懲らしめるために,妻の女友達の旦那にでも協力してもらっているんだろう?等と物事を良いように考える。
しかし,妄想は後から後から湧き出てくる。嫉妬で気が変になりそうだった。


携帯にメールが入った。
夕里絵の携帯からだった。
本文がなく添付ファイルだけだった。
ファイルを開くと,ベッドの上で仰向けに寝る夕里絵の姿が映っていた。
心臓が飛び出るくらい早打ちしている。
やはりどこかのホテルのようだ。
電話をかける。留守電だった。無駄とは思いつつ留守電に向かって祈るような気持ちで呼びかけた。
「もう十分だ。俺が悪かった。頼むから帰ってきてくれ。」

5分後にまたメールが来た。
今度は本文がある。
【どうだい,嫉妬と妄想で気が変になりそうだろう。奥さんは酒弱いね。ようやくここまで連れてきて,部屋に入ったとたんにベッドに倒れこんじまった。男と女が一部屋にいてこれからだってとこだったのにな。残念だよ。】
祈るような気持ちで男を信じるしかなかった。
『まだ何もされていない。このまま返してくれ。』
このメールにも添付ファイルがあった。
急いで開ける。
何も知らず眠り込む夕里絵のアップ。
こちらからもメールを送る。
【このまま返してくれ。お願いだ】
何通も送る。
男が出るとは思えなかったが,もしかしたら夕里絵が出てくれるのではと思うとリダイヤルでひっきりなしに電話をするしかなかった。
『夕里絵起きてくれ,電話に出てくれ』

さっきのメールが来てから15分が過ぎた頃,携帯がメールの着信を知らせた。
【もう十分罰は受けたって感じだな。相当参ったろう。そろそろ,奥さんの復讐ってやつはお終いかな。もう二度と浮気なんかするんじゃないぞ。分かったな。】
うちひしがれた気持ちでメールを打つ。
【分かりました。浮気はもう二度としません。もう夕里絵を帰して下さい。】

その5分後
【奥さんの復讐とやらは終わりだ。奥さんが酔いつぶれたおかげで簡単に済んで良かったな。なんの関係もないあんたらの夫婦喧嘩に付き合ってやったんだ。俺も一息入れさせてもらうよ。あんたもビールでも飲んでゆっくり休みな。】


そうだ落ち着いてあの男の言うようにビールでも飲もうかと立ちあがった時,メールの着信音が響いた。
【さっきのメールで終わりにしても良かったんだけど,また,眠れなくなるかもね。嫉妬深いあんたには悪いと思うが,明日の朝までここに居させてもらう事にしたよ。俺にとってもチャンスは滅多にないからな。それにしても,奥さんいい女だな。明日の朝まで起きそうにないのが残念だが,今度は俺に付き合ってもらおうか。それじゃ。】
このメールには添付ファイルがあった。
「あっ」
思わずその写真を見て息をのんだ。
夕里絵のワンピースがめくりあげられ,細いふくらはぎが露わになっていた。
手や足の震えが止まらない。どうして良いのか頭が回らない。
必死にメールを送る
【待ってくれ,何をするつもりだ。やめろ。】
長い5分だった。ようやく男からメールが届く。
【あんた,自分の立場が分かっていないようだな。俺に命令できるような立場なのかい?何をするかは分かるだろう,男と女がホテルにいるんだ。もっとも奥さんは死人のように寝てるけどな。それとも何かい,奥さんがどんなことされるのか心配か。さっきみたいに写真を送ってやろうか。】
悔しくて涙が溢れてきた。
【許して下さい。お願いします。夕里絵に手を触れないで下さい。夕里絵は何も悪くないんです。俺に心配させようとしただけなんです。浅はかな考えだって事は分かります。笑われたって仕方ありませんが,夕里絵をそんなひどい目に合わせるわけにはいきません。お願いします。】
今度はすぐ返信が来た。
【ハイ分かりました。って言わないことぐらいあんただって分かるよな。自分だけいい思いして。まあ奥さんには分からないようにしてやるよ。】

しばらくしてからメールが来た。
しかし,今度のメールは夕里絵の携帯からではなく,PCのアドレスからのものだった。
【携帯で文章打つってのは大変だからね,それに奥さんの携帯に変な写真残るとまずいだろ。】
『まずい,男はカメラを持っているのか,男の手元に写真が残る。』
【まずは写真を見てくれ,奥さんはシャワー使ってないけど,俺はちゃんと洗ってきたから安心しろ】
さっきまでの写真とは違い,解像度が数段上の夕里絵の顔のアップだった。
しかも,横を向いた夕里絵の唇に見も知らない男の男根が咥えさせられていた。
目の前が真っ暗になり,涙が止まらない。全身の力が抜けその場にへたり込んでしまった。
夕里絵が目覚める数時間後まで,男は夕里絵を玩具のように扱い,写真を撮るつもりなのだろう。
【サイズダウンしたけどちゃんと届いたかな?いい写真が撮れそうだ。PCのメールアドレスに送ってやるからアドレス送りなよ】

思考が停止し,男の言うがままアドレスを送るのが精一杯だった。
  1. 2013/02/14(木) 10:23:04|
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妻の復讐

[5201] 妻の復讐 エロロジー推進者 投稿日:2008/11/15 (土) 22:00
「あなた,私がどこにいるか分かる?ホテルのバーラウンジよ。すてきな人に出会えたの。エッチな話で盛り上がっちゃった。」
酒に弱い妻が,ほろ酔い機嫌でしゃべっている。
時計は午後11時をちょっと過ぎたあたりだ。
「私,今日あなたの知らない人に抱かれるわ。あなたに仕返しするの。あなたの浮気が分かった時,私がどんな気持ちになったかあなたに分からせてあげるわ。」
「夕里絵,すまない。許してくれ。相当酔ってるんだろ。お願いだから馬鹿なまねはしないでくれ。」
「ダメよ。信じていた人に裏切られたのよ。仕返ししなくちゃ私の気が収まらないわ。」
「夕里絵を裏切ったのはすまなかった。自分勝手なことをした俺を許してくれ。お願いだから他人とするのだけはやめてくれ。」
「あんなひどいことしたのにまだそんな事言うの。もう決めたの。優しそうな人だから。明日のお昼には帰るわ。それじゃ。」
「夕里絵,待ってくれ。俺以外の男に抱かれるなんて言わないでくれ。頼むよ。お願いだ,待ってくれ。」
「・・・・・・」
電話は切れていた。

同い年で20代の前半に結婚し,まもなく10年を迎えようかという先週,たった1回の浮気がばれてしまった。
浮気をしてその仕返しをする。まさかと思った。あの貞淑な妻が,他人となんて。あり得ない。俺を苦しめるための芝居か?と。
何処のホテルかも分からなかったが,いてもたってもいられず,最上階にラウンジのある駅前のシティホテルへと車で向かう。
しかし,ホテルに着いた時には,もうすでにバーラウンジは閉まった後だった。
駅の公衆電話コーナーの電話帳を片手に片っ端からホテルへ電話を入れる。
妻の名前での宿泊者はいなかった。
もしかしたら今頃夕里絵は誰かと・・・。妄想が頭をよぎり心拍数が跳ね上がる。
いやいや偽名で泊まっているのだろう。明日になったら,「心配した?」って帰ってくるのだろうと,自分に都合の良いように考えて駅を後にした。

午前2時に後もう少しと言う時に携帯の鳴る音で目が覚めた。
帰ってからも妄想は収まらず,ウイスキーをがぶ飲みしているうちに,いつの間にかソファーで寝ていたらしい。
妻の名前が携帯に浮かび上がる。
「夕里絵。悪かった。早く帰ってきてくれ。反省してるよ。」と神妙な声で呼びかけた。
電話に出たのは男だった。
「夕里絵って言うのか。免許証は無いし携帯にも身元が分かるもの何にもなかったからな。」
「えっ,誰だ?」
「俺は,名乗るほどのものではないけどね。奥さんの愚痴をさんざん聞かされたよ。奥さんはあんたの言うことを聞いていたのに裏切られたって言ってたぞ。」
「誰だ,何処にいる。夕里絵は近くにいるのか」
「ホテルの一室とだけ言っておこう。バーで俺と酒を飲んでいるって連絡あったろう。そのホテルの奥さんの部屋だよ。」
「それだけじゃ分からない。何処のホテルだ」
「まあ,そう怒るなよ。奥さんは今,俺の横で酔いつぶれて寝ているよ。俺は,見かけからもうまるっきり中年って感じだから,あんたの奥さん安心したんだろうな。いろんな事を喋ってた。あんた結構嫉妬深いんだってな。誰にも裸を見せたくないとかごねて,おかげで産婦人科行くときも女医さんのところを探すのに大変だったって話で盛り上がったよ。それに,奥さんはあんた以外の男知らないんだろ?」
「そんなことあんたには関係ない。夕里絵には手を出すなよ。」
「おいおい,俺は,あんたから命令される筋合いはないね。それにあんたの奥さんが日頃思っている不満とやらを聞かせてやろうと親切心で電話してるんだぜ。いやなら切ろうか。」
「ま,待ってくれ。すまなかった。」
ここで電話を切られてはまずい。次に男の声が聞こえるまで何とも息苦しい間があった。
「あんた浮気したんだって?あんたに復讐するって息巻いてたからどんな復讐するのか聞いてみたら,あんたは嫉妬深いから,一晩無断外泊して眠れない位心配させてやるって言ってたぞ。かわいいじゃないか。あんたも馬鹿だよな。あんないい奥さんほったらかすなんて。まあ,明日帰ったら,優しくしてやるんだな。でも俺が喋ったことは黙っておけよ。」
「分かったから,早くそこから出て行ってくれ。お願いだ。」
夕里絵が見も知らない男と一つの部屋にいる。無事に帰ってくるのならなんでもしよう。
「まあ,あんたの気持ちも分からないではないがな。このままじゃ,復讐にならないんじゃないのかと思ってな。あんたの頭の中を妄想と嫉妬でいっぱいにしてやらないと奥さんの復讐とやらにならないんだろう?違うかい?あんたは奥さんを裏切った,だからあんたは罰を受けなくちゃいけないんだよ。」
「貴方には関係のないことだ,私たち夫婦の問題だ。もう妻を一人にしてくれないか。」
「さっきまで奥さんと話をしていて,どうも肩入れしたくなってね。このままじゃ復讐にならないから,ちょっと手伝ってやろうとね。俺は,もうしばらくあんたのかわいい奥さんの寝顔を眺めるとしようか。そうでもしなけりゃ復讐にならないんじゃないのかい。それじゃせいぜい苦しむといい。」
男は一方的に喋ると電話を切った。
「頼む,夕里絵に何もしないでくれ。お願いだ。」
切られた電話につぶやくしかなかった。
  1. 2013/02/14(木) 05:30:12|
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